浜松大空襲
- サブタイトル
- 編著者名
- 浜松空襲・戦災を記録する会 編集
- 出版者
- 浜松空襲・戦災を記録する会
- 出版年月
- 1973年(昭和48年)6月
- 大きさ(縦×横)cm
- 22×
- ページ
- 304p 図版16枚
- ISBN
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/H24
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 折り込図2枚:「当時の浜松市域戦災図」,「現在の浜松市域戦災図」
- 昭和館デジタルアーカイブ
題字「礎」(浜松市長・平山博三)
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戦災・資料写真
発刊のことば(浜松空襲・戦災を記録する会会長・坪井貞治)
はじめに
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浜松大空襲体験記
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第一編 大空襲前後
壕内で妻もわが子も(岩瀬信一)
魔の定期便(一柳正一)
空襲さなかの産ぶ声(杉原由郎)
跳梁する艦載機(沢木竜男)
戦争はまだ終っていない(菅沼才平)
東洋紡績株式会社浜松工場戦災記録(睦美会)
長恨・戦災の記(獅子吼久子)
夫は応召中、家族は(鈴木かづ)
夫は学徒と共に(長尾さくえ)
繊維組合を守る-繊維組合理事長の手記-(松尾良平)
警防団副分団長として(酒井鉱一)
浜松大空襲爵を見る(牧野とめ)
悪夢の一齣(ひとこま)(松下庸市)
助けた迷い子の母親は(松野高夫)
帰らぬ母とふたりの妹(渡辺時)
妻も子どもも(小柴利三郎)
朝、笑顔で家を出たわが子が(杉浦三吉)
一片の肉塊を遺されて(田中栄太郎)
一時間のちには白木の柩に(栩木百合子)
浜松へ出てきて空襲(摺木淑子)
命袷いの防空壕(三原八十吉)
藁をもつかむ思いで人工呼吸(水谷源一)
修羅場の遠州病院(村上繁次)
救護部長として(稲留(藤次郎)
母の遺骸を探ねる(鈴木つぎ)
生きていてよかった(百鬼寿美枝)
防空監視隊副隊長として(高橋国治)
曳馬野の虹(瀧静雄)
戦前の浜松の文化施設(山本巴水)
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第二編 大空襲-昭和二十年六月十八日-)
火柱のデパートを守る(石川桂)
あざみの花-ある動員学徒の想い出-(井上正幹)
一瞬、長女と孫を喪う(井上広治)
悪夢であったなら(加藤鎮毅)
猛火をくぐる四時間(小島勝)
恨みの公衆防空壕(小杉武治)
夫は焼夷弾の直撃で(佐藤(秀)
罹災した三立製菓工場を復興する(三立製菓株式会社)
浜松市空襲の体験と感想(鈴木信平)
わが子の墓穴を掘る(鈴木洋)
火傷の夫を背負って(千葉えつ)
焔に巻かれ、妻も長女も(坪井貞治)
上空を埋めつくす悪魔の使い(中村知香恵)
真っ赤に燃えて、灰の街(名倉七郎)
火傷の手当六か月、その甲斐もなく(野島守蔵)
命拾いの防空壕が、その日は春木仙十魔の六月十八日(花井卓郎)
こんなことかあるのだろうか、一夜にして灰(古川吉治)
生きた身体に蛤が湧く(山本正)
私の終戦前後の想い出(和久田純一)
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第三編 艦砲射撃-昭和二十年七月二十九日-
息の根を断ち切るような艦砲(今村常造)
思い出してもゾッとする艦砲射撃(小島勝)
生きていた朝の匂い(越山美代子)
無惨、鉄棺と化した客車(左□利和)
悪魔に満ちた浜松上空(鈴木正元)
悪夢の一夜(坪井貞治)
艦砲の大穴に四人の死体が(和久田太一郎)
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資料編
戦時中浜松市及びその周辺に在隊した陸海軍部隊名
浜松空襲・戦災を記録する会のあゆみ
浜松大空襲展の概略
全国空襲・戦災都市一覧
浜松大空襲展出品目録
浜松大空襲展出品者芳名
旧浜松市空襲被災状況一覧表
旧浜名郡下空襲被災状況一覧表
米国立公文書館所管の浜松空襲状況
協賛者芳名
あとがき(浜松空襲・戦災を記録する会副会長・小柴利三郎)
国立国会図書館デジタルコレクション
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