石原莞爾と伊地知則彦
序 (武田邦太郎)
はじめに
*
一 虚偽の充満している世に
この上ない喜び
小さき拳
大阪屋号の一夜
仏さまの予言
仏天に祈る
*
二 常に静かなる處をねがいて
伊越知則彦と私
仏のことばは悉く真実である
白樺の林
*
三 伊地知則彦と蒙古の子供たち
まえがきに
●(かん)の煙
土くれの学校
蒙古語
小米飯
陽春の丘
*
四 石原莞爾の最終戦争論
戦争史の大観
仏教の予言
人類の一大事・神秘の扉開く
*
五 私は何を求めて来たか
生いたち
父や曽祖母の信仰
妹尾義郎
軍隊生活
この最後の者にも
朝鮮半島
多摩全生園
*
六 石原莞爾を訪ねて
吉野山中からの手紙
孟家屯日記
お力を信ずる人
護国まんだら
民族協和のお手本
北満駐在のときは
部下を待たせても
*
七 障害を越えて
病床の弟に
弟と母とに永別
何ものもかえりみず
教え子方丁鎬
*
八 日蓮聖人を偲んで
安房小湊
清澄山
法華経の行者の祈り
小松原
鎌倉小町の辻
鶴ヵ岡八幡宮
竜の□
光則寺
*
九 犬橇のうた
東北への冬の旅
伊地知則彦の手紙
*
十 吉林山中の陣地にて
新京中央国民高校
敗戦の前夜
南雑木陣地
石原将軍はいつ満洲に帰られるか
満系青年と語った東亜連盟
*
十一 銀の箸 銀の匙
盧先生
朝鮮民族と東亜蓮盟
日章旗
大きい握り飯
教え子たちは今
*
十二 道を求める者は
五内ために裂く
九死一生
教え子に守られて
道を求める仁は
*
十三 一丁の手斧
中国国民党張女史
中国兵士と石原将軍
ソ連兵の訪問
ソ連将校の検査
大戦車部隊進駐
*
十四 わとう道場
義浄房御書
法華経の鏡に照して
法師に給仕せよ
生きとし生けるものへ
神通力
すべてはお力
*
十五 白毫相の光り
法華経のために命を捧げよ
異体同心と血脈
三業
仏国土
白毫相の光明
*
十六 なつかしい潮の香り
墓参
高科長の友情
長春と別れて
瀋陽の集中営
明日の命も
病院船氷川丸
国立小倉病院
*
十七 西山村つくり
村つくりの目標
石原将軍とライカ
農業経営の実験場
石原莞爾の日記に想う
全世界に向って陳謝
三大秘法抄と石原将軍
韓雲階
*
十八 予言せられた聖者
石原莞爾の宗教観
日蓮聖人とイエス・キリスト
どうして予言は的中するのか
*
十九 異体同心の祈り
ままの継ぎ橋
全身全霊を捧げよ
恋い慕う心
異体同心になるには
懺悔はよろこび
*
二十 人類の進む道は
宇宙の父の予言
日蓮聖人の預けられたことば
人びとよこの道へ