図書タイリク トウハ サンマンキロ000050214

大陸蹈破三万粁

サブタイトル1~10
野戦重砲兵第十四聯隊史
編著者名
出版者
野戦重砲兵第十四聯隊史編纂委員会
出版年月
1981年(昭和56年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
638p 図版6枚
ISBN
NDC(分類)
396.6
請求記号
396.6/Ta23
保管場所
閉架一般
内容注記
肖像あり 野戦重砲兵第十四聯隊史:p65‐74 非売品
和書
目次

聯隊歌・口絵写真題字元第十一軍高級・作戦主任参謀 (井本熊男)
序 澄田陳四郎
戦史出版は英霊への最大供養 (佐藤武明)
聯隊戦史の上梓を喜ぶ (逸見吉次)
刊行の辞 ことば (片岡茂)
戦没者の英霊に捧ぐ(祭文) (片岡茂)
戦没者芳名録 
軍人に賜りたる勅諭 
終戦の詔勅 
野戦重砲兵の特性 
四年式十五糎榴弾砲について (野中侃)
軍「虎の子部隊」十五榴 (福田善巳)
四年式十五榴のあらまし (野中侃)

第一編 聯隊史
我が聯隊動員の背景 (陣ノ内宜男)
野戦重砲兵第十四聯隊史 (福田善巳・石橋一)

第二編 戦記
章動員・出動より襄東会戦まで
動員・出動・北支滄州の戦闘
概要
慌しい軍馬徴発業務 (桑水流清)
日支事変の回顧 (瀬波優)
馬名の由来 (梶村止)
動員下令より乗船まで (八波武)
滄州の初陣 (山口秋造)
中隊長代理の初射撃 (吉原又吉)
初陣の失敗 (梶村止)
出征点描 (西山桃太郎)
我が命の恩人 (木野勇)
忘れ得ぬ思い出 (宇佐市郎)
俳句―北支の秋 (逸見溪泉)
短歌―出動、北支に嚮ふ (梶村止)
中支転進・杭州湾上陸作戦・湖東会戦
概要
杭州湾上陸作戦 (梶村止)
井手聯隊長の秘芸 (西山桃太郎)
短歌―北支より杭州湾・上海へ (梶村止)
俳句ー秋時雨 (逸見奚泉)
南京攻略戦
概要
闘詳報―第一大隊(提供者) (木寺正典)
田中第二大隊長の賞詞発見 (福田善巳)
南京攻略戦記 (八波武)
南京攻撃六日間 (梶村止)
破壊口上の阻止射撃 (東原義雄)
南京城突撃路打開 (秋田照正 (前田元)
井手聯隊長の戦死 (福田善巳)
聯隊長の名誉の戦死 (香田義雄)
井手聯隊長夫人の詠草 (宇佐市郎)
生きた戦史を作った野見山軍医 (八波武)
俳句―霜白き破壊口 (逸見溪泉)
短歌―戦闘の歌と挽歌 (梶村止)
上海県・上海中学駐屯・警備掃蕩・浦南地区討伐)
概要
上海中学駐留記 (八波武)
「戦塵」編集室余話 (陣ノ内宜男)
陣中雑記 (西山桃太郎)
浦南蕭塘鎮防衛撃退戦―戦闘詳報 (梶村止)
短歌―陣中迎春 (梶村止)
俳句―魂祭り (逸見溪泉)
武漢攻略戦
概要
武漢攻略戦戦闘詳報 (梶村止)
中隊総発射弾数六〇〇発 (梶村止)
武漢攻略戦記 (八波武)
殊勲 高松小隊 (前田元)
ある露営の思い出 (足立薫)
逸見大隊長の温情 (梶村止)
短歌―悠久の流れ (梶村止)
俳句―紅葉散る (逸見溪泉)
第一次武昌南方山坡附近の警備
概要
高松少隊賞詞 (高松定七)
侍従武官に口演報告 (高松定七)
軍隊はあらゆる職種の集まりである (八波武)
平和の戻った山坂街 (上田静人)
俳句―氷雨降る (逸見溪泉)
短歌―漢口雑詠 (梶村止)
南昌攻略戦
概要
修水渡河砲撃戦 (梶村止)
南昌攻略戦記 (八波武)
雨晴れて新戦場の山笑い (丸山八束)
泥濘前進の修水渡河戦 (上田静人)
短歌―修水河畔にて (梶村止)
俳句―天晴れて (逸見溪泉)
襄東会戦
概要
炎天下、山岳の敵と戦う (梶村止)
襄東会戦記 (八波武)
戦う兵隊 (玉井政雄)
俳句―雲の峰 (逸見溪泉)
宜昌作戦より雲渓・桃林地区警備まで
第二次武昌南方山坡附近の警備
野重十四の戦績を顧る (佐藤武明)
丸山(八)部隊に着任のころ (福田善巳)
聯隊長交代と敵襲 (福田善巳)
霊魂は不滅なり (上吹越末吉)
「戦没六勇士の碑」に憶いを寄せて (野津重松)
澄田陳四郎中将の横顔 (福田善已)
「戦塵」紙上のエピソード (桑水流清)
田中嘉久造大隊長を偲ぶ (八波武)
虫の知らせ (金丸義見)
草の露 (速見溪水)
●湘(かんしょう)作戦
●湘(かんしょう)作戦の意義 (井本参謀日記)
●湘(かんしょう)作戦の概要 (丸山八朿)
鶏籠山にて散華した吉田正中尉 (高田茂)
不発弾で命拾い (桑水流清)
吉田中尉を悼む(短歌) (梶村止)
宜昌作戦
概況 (佐藤武明)
宜昌作戦の経過 (福田善已)
大洪山附近の戦闘 (春藤元三 (永田正)
炙山寺占領の思い出 (煙石正士)
戦場の思い出 (丸野国雄)
宜昌作戦「命令書伝達」の想い出 (野見山福三郎)
遮蔽深き敵砲兵の制圧 (木寺正典)
宜昌作戦後周辺の諸戦)
作戦後の宜昌附近の戦闘 (福田善巳)
南津関の戦闘概況 (佐藤武明)
南津関北側高地の戦闘 (福田善巳)
長橋溪左岸地区における戦闘 (福田善巳)
長橋溪左岸地区の戦闘概要 (佐藤武明)
宜西突破作戦概況 (佐藤武明)
激戦宜西突破作戦 (福田善巳)
宜西突破作戦の思い出 (渡辺信弘 ({白巻利行 (梅村鉄平)
宜昌北方作戦概要 (佐藤武明)
野重十五榴の威力 虎の子部隊 (山本雪雄)
宜昌作戦後の第二大隊の戦闘)
第二大隊の戦闘概要 (佐藤武明)
予南作戦 (佐藤武明)
酷寒中渡渉の思い出 (松本繁人)
宜昌警備
福田副官にビンタを喰う (手束平三郎)
師団長と新兵 (藤井貞彦)
岩松少尉の戦死 (丸野国雄)
大公望機関銃弾を浴びる (桑水流清)
揚子江を泳ぐ (山本幸助)
戦友愛物語 (中島義則)
現地入隊の初年兵 (馬場勇)
うまかった饅頭 (権藤信義)
将兵の交代の写真 (福田善己)
宜昌回願 (石橋一)
第一次長沙作戦
概要 (佐藤武明)
滔々たる長江を遡る (横山元喜)
初年兵としての雨の強行軍 (坂本栄)
宜昌奪還を迫る敵破摧作戦
宜昌大反攻の敵破摧作戦 (佐藤武明)
宜昌への反転と赤ボタン (春藤元三)
胸の赤釦 (平川正照)
孤立無援敵重囲の宜昌に闘う (土取辰馬)
三角山の崖下で敵と激闘の日々 (春藤元三)
赤釦のうた (佐藤実)
武昌東南方、油坊嶺附近の警備
酒井公路 (藤本成志)
中国民兵中将との交流 (春藤元三)
紅槍会匪との戦闘 (佐合邦彦・東島四郎)
兵器係下士官の思い出 (土取辰馬)
香港攻略戦
概要 (佐藤武明)
香港攻略戦の戦闘詳報 (岡田九州男)
香港攻略戦戦記
バイアス湾上陸 (福田善巳)
憶、今利雄一大尉 (田中行宏)
今利大尉戦死の状況 (宮原大吉)
敵砲弾の洗礼を受く (橋本万寿雄)
負傷にめげじ (佐藤武)
香港陥落とその後 (福田善巳)
香港攻略戦点描 (石橋一)
回顧四星霜の香港攻略戦
世界三大美港の一つ、香港 (池田又則)
香港攻略戦!自己退院して参加 (渡辺主基雄)
英国軍との戦闘 (坂本栄)
わが小隊かく闘えり (山本雪雄)
わが任務は弾薬補充 (横山元喜)
敵火砲の自爆 (吉田勇次郎)
皮ボールの野球戦 (藤本成志)
長谷川軍医を偲んで (植田芳光)
香港戦放列の華 (田原光春)
香港慰霊の旅路
万感胸に迫る慰霊の旅 (福田善已)
感無量、闘いの跡 (岡田九州男)
永遠に匂え、香港の花々 (高柳義友)
亡き戦友が呼び寄せる (中山長夫)
河陽作戦と淅●(しゃかん)作戦
武漢西南●陽(べんよう)方面覆滅作戦 (佐藤武明)
保塁砲撃の●陽(べんよう)作戦 (福田喜己)
淅●(しゃかん)作戦の概要 (佐藤武明)
患者後送の思い出 (松本繁人)
風土病の大流行とマムシの効用 (坂本栄)
江北殱滅作戦
作戦の概要 (佐藤武明)
白螺磯飛行場の警備 (谷川次彦)
江北殱滅作戦 (中山長夫)
諸駒のいななき高し (手束平三郎)
白螺磯分遺隊の江北殱減作戦 (秦芳之)
江南殱滅作戦
江南殱滅作戦の意義
空襲初体験 (手束平三郎)
十五榴の弾着音こだまし (山崎嘉四郎)
信陽附近集結より終戦まで
雲溪・桃林・信陽時代
潜伏斥候 (橋本万寿雄)
譚家嶺警備隊爆撃される 新登 (ほか七名)
永田陸軍兵長の戦死 (田中行宏)
鳩班と討伐 (西村忠良)
軍鳩班の思い出 (石井正己)
桃林地区警備討伐行 (橋本万寿雄)
北原尖兵長の戦死 (山本雪雄)
零巨離射撃の思い出 (馬場勇)
鴉鵲嶺から信陽へ (手束平三郎)
勇敢な金谷一等兵 (田淵大七)
愛馬心の発露 (山本雪雄)
長沙・信陽の頃を回想する (片岡春夫)
信陽警備の思い出 (武内慶次)
格闘、逮捕など正雷山分哨の記憶 (打越定春)
野重十四聯隊戦陣記 (縄田文弌)
縄田大隊長の思い出 (山崎嘉四郎)
二馬湘桂作戦その1
湘桂作戦の全般経過 (中村暉)
概要 (佐藤平秋)
岳州から長沙まで (山崎嘉四郎)
兵器返納の想い出 (山根照夫)
愛馬の最後 (坂本栄)
湘桂作戦戦記 (平川正照)
蹄鉄工務兵の湘桂作戦記 (富永一芳)
武昌から桂林まで (高柳義友)
戦病兵の護送 (常岡正土)
苦難の戦線輓馬と共に (金丸謌)
湘桂作戦と達磨山の戦闘 (手束平三郎)
達磨山の戦闘 (柄本久夫)
達磨山の死闘 (土取辰馬)
突撃 (竹平勝次郎)
敵重囲の突破部隊 (手嶋薫)
大岩少尉を偲ぶ (柄本久夫)
敵重囲陣突破の思い出 (郡司重利)
岳麓山から衝陽まで (内海寛)
達磨山の戦闘と軍司令部 (福田善巳)
湘桂作戦その2
長沙、衝陽攻撃 (松隈修介)
濁流と急造筏 (浜田正二郎)
万雷の轟くが如く (福田善巳)
桂林攻略戦 (煙石正士)
桂林攻略の砲兵戦 (松岡九十九)
桂林作戦の思い出 (岩永盛雄)
敵包囲下の無線連絡 (中島義皐)
まだ通じぬか野重 (II大隊を見習え! (浜田正二郎)
湘桂作戦に従軍して (本多末義ほか五名)
桂林攻略戦の回想 (長崎久人)
がむしゃら時代の思い出 (坂本栄)
南部粤漢(えっかん)線打通作線 (佐藤平秋)
来陽戦の思い出 (川ノ上文夫)
湘桂作戦の給与 (千塚正四郎)
三百里の難行軍 (山本雪雄)
わが部隊回想 (片岡茂)
軍医の手記 (三木亨)
第四章思い出
ものいわぬ心の友、愛馬よ (千住語)
師団の各部隊対抗演芸会 (久住呂隼太)
私も一言 (渡辺源吾)
尖兵分隊長の思い出 (川ノ上文夫)
十二月八日に想う (藤井貞彦)
その名は「突撃砲兵隊」 (禰宜康二)
野重の戦争は難行軍 (中原政次郎)
従軍の思い出 (坂元金之助)
戦友、故橋口誠三さん (木野勇)
大和魂 (林恒雄)
埋設地雷を踏む (藤井貞彦)
野戦の思い出 (富山敏夫)
傘の油(桐油)で天ぷら (興梠益穂)
師団長も俺の掌を嘗められる (久住呂隼太)
古写真の戦友達今いずこ (神余正博)
鎮魂の譜 (神余正博)
行軍・行軍また行軍 (板坂正己)
噛みしめた生還の喜び (黒木泰朗)
羊羹にちなむ思い出話 (野見山義男)
愛馬の戦死 (大和田勝治郎)
中村中隊長への手紙 (千住語)
ああ軍馬よ、安らかに眠れ (牧定吉)
軍馬忠魂碑建設をのぞむ (牧定吉)
馬事の概況 (桑水流清)
復員 (植田一栄)
巷の風―復員第一の印象 (川崎秀清)
南京城の突撃口を見て (竹杉茂)
帰国、すでに両親は亡し (高柳義友)
靖国神社に堂々とお詣りする (松本一馬)
青春に悔なし (中村暉)
武漢南方においての雑詠 (山囗房一)

第三編 資料
戦没者慰霊全国戦友大会記 (石橋一)
附特志寄附者並びに出席者名簿
各地・各隊戦友会活動状況
附戦友会名簿(若干の重復あり)
小倉にある二つの記念碑 (福田善巳)
編集後記
聯隊史編纂委口貝会の発足と経過 (石橋一)
編集委員会の組織と委員名簿
特志寄附者芳名簿
編集こぼれ話 (玉井良助)
あとがき (石橋一)