図書シンブ ヘイダンシ000050203

振武兵団誌

サブタイトル1~10
南支派遣軍
編著者名
泉田 昌司 編集責任者
出版者
振武兵団史刊行実行委員会
出版年月
1985年(昭和60年)12月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
701p 図版16枚
ISBN
NDC(分類)
396.21
請求記号
396.21/I99
保管場所
閉架一般
内容注記
肖像あり 年表:25‐55 非売品
和書
目次

口絵
序文(元独立歩兵第ニ七八大隊長・鶴見和典)
発刊のことば(振武兵団史刊行実行委員長・斎藤寅男)
部隊誌発刊によせて(元旅団副官・鈴木兼男)
国破れて(元独立歩兵第二八〇大隊長・犬神茂)
南支従里を顧みて(元第百二十九師団長・鵜沢尚信)
前書き

年表
仮編波雷独立歩一大隊
第百二十九師団独立歩兵第五百八十八大隊略歴
仮編波雷独立歩兵第二大隊
仮編波雷独立歩兵第三大隊
第百二十九師団司令部略歴
歩兵第九十一旅団司令部略歴
第百二十九師団独立歩兵第九十八大隊略歴
独立歩兵第二百七十八大隊略歴
第百二十九師団独立歩兵第二百七十九大隊
独立歩兵第二百八十大隊略歴
第百二十九師団輜重隊略歴
第百二十九師団歩兵第九十二旅団司令部略歴
仮編波雷第三大隊行動概要
仮編波雷第三大隊第一中隊(足立隊)行動概要
独立歩兵第二百七十八大隊行動概要
仮編成独立混成波雷旅団概要
波雷旅団委員の輸送と部隊の移動状況
鶴見大隊行動概要図

第一章 昭和二十年当時の支那派遣軍
兵備の改変と支那派遣軍の東面作戦
マリアナ事態後の支那沿岸緊急戦備
陸海軍爾後ノ作戦指導大網、要領内ノ対支作戦
捷号構総と一号作戦
第六方面軍の第二十三軍に対する東面作戦指導
海軍の東南支那戦備の強化
兵備実施要領の変改
沿岸戦備の即急強化
対米作戦準備(勢号作戦)
岡部方面軍司令官の実視

第二章 動員下令
陸亜機密第十三号独立歩兵大隊等要因(資材)の仮編成竝に転属に関する件達
各部隊の編成および支那派遣
東南支那沿岸戦備急速増強計画並びにその結果概見表
仮編第三大隊の編成
波雷第三大隊の編成表

第三章 故国を後に
各屯営出発
家族との最後の別れ
故国を後に
関釜連絡線
大陸に向け出発
釜山上陸と大陸従断(高橋兼嘉日記より)
朝満国境通過
満数の曠野を驀進
山海関通過(岡中隊長日記より)
山海関通過敵地に入る(吉崎正三日記より)
P52 我が列車攻撃
空襲
対空監視隊

第四章 上海・呉淞地区の警備と乗船準備
呉淞
上海呉淞の乗船準備(高橋兼嘉日記より)
呉淞第二宿舎(岡中隊長日記より)
呉淞砲台(吉崎正三日記より)
輸送船乗船の準備(吉崎正三日記より)
南呉淞集積弾薬爆発
宗像虎雄遺句集より

第五章 輸送船
上海、九龍(汕頭)間輸送―光輸送
沿岸戦備強化の結果
輸送船(吉崎正三日記より)
輸送船江春号(木田紀雄)
いよいよ南支へ出帆(岡中隊長日記より)
輸送船(宗像虎雄遺句)

第六章 九龍上陸と汕頭、達濠島の警備
九龍上陸(高橋兼嘉日記より)
黄埔地区の警備(吉崎正三日記より)
第二次輸送船汕頭港に上陸
汕頭上陸と達濠島の警備(岡中隊長日記より)
行軍(吉崎正三日記より)

第七章 新任務に依る移動バイヤス地区進出
谷支隊バイヤス湾地区派遣と配備
汕頭地区の強化
汗の行軍(岡中隊長日記より)
第三中隊の討伐(黒河三千彦著より)
各中隊の配備
宣撫工作
バイヤス湾に進出(宗像虎雄遺句集より)
先発安立隊の行動(吉崎正三日記より)
後発・隊属貨物の輸送(高橋兼嘉日記より)

第八章 バイヤス湾の警備と陣地構築
各大隊の配備
陣地構築(岡中隊長日記より)
山頂に立ちて(藤田勇日記より)
稔山墟駐留時の秘話とあれこれ(元大隊長・鶴見和典)
陣地構築(高橋兼嘉日記より)
安立隊陣地構築(吉崎正三著より)
陣地構築と谷旅団長の検閲(黒川三千彦著より)
頂屋張付近の敵襲(追憶の記・杉康雄)
新港の警備に
予感
襲撃
二回目の敵襲
松川海上監視隊最後の状況(元陸軍曹長・赤坂勇)
宗像虎雄遺句集

第九章 第百二十九師団の編成
支那派遣軍対米作戦計画沖縄来攻後の作戦計画
支那派遣軍新作戦計画の策定
第百二十九・第百三十・第百六十一師団及び独立警備隊等の臨時編成
独立歩兵第二七八大隊編成表
独立歩兵第二八〇大隊編成表
改編(岡中隊長日記より)
独立歩兵第二八〇大隊・機関銃中隊 戦死者五名を出すに至る報告
改編(吉崎正三著より)
第百二十九師団輜重隊
宗像虎雄遺句集

第十章 警備地大鵬湾に移動
警備地、大鵬湾海岸地区に進出(岡中隊長日記より)
警備地大鵬湾に移動(第三中隊・黒川三千彦著より)
淡水警備隊(吉崎正三日記より)
粛清討伐(吉崎正三日記より)
淡水南門分哨襲撃される(吉崎正三日記より)
海賊に会う(吉川清提供)
無線通信教育(高橋兼嘉日記より)
警備交代竜崗墟附近に集結(吉崎正三日記より)
張屋地区の東江従隊(鶴見元大隊長の回想)
生死不明者詳報

第十一章 終戦
兵団長会同(鈴木兼雄回想より)
突如終戦の大詔(鈴木兼雄回想より)
大詔喚発(吉崎正三日記より)
終戦時期における支那派遣軍
総撤収
終戦(木田紀雄著)
降伏行
宗像虎雄遺句集より

第十二章 停戦協定と部隊の移動
終戦後部隊の移動及び警備(鈴木兼雄回想より)
鶴見部隊合同慰霊祭
三野大隊師団先遣隊として石竜に軟進
鶴見部隊の移動(岡中隊長日記より)
高井大隊 兵団転進援護
旅団司令部の異動(高橋兼嘉日記より)
大神大隊の移動 敗戦の悲しさ(栃本喜近著より)
道路偵察隊(栃本喜近著より)
道路偵察部隊の戦斗(佐藤ツネヨ提供)
道路偵察隊岩下分隊の行動(岩下益一)
貨物輸送(吉崎正三日記より)

第十三章 武装解除
武装解除(鈴木兼雄回想より)
武装解除(吉崎正三日記より)
東莞集中営に収容される(高橋兼嘉日記より)

第十四章 集中営生活
東莞へ(鈴木兼雄回想より)
集中営生活(鈴木兼雄回想より)
鶴見大隊の集中営生活(岡伝日記より)
東莞日軍集中営(吉崎正三日記より)
農耕班
娯楽 イ、演劇班
娯楽 ロ、釣 娯楽 ハ、俳句・短歌
娯楽 ニ、囲碁・将棋
石襲方面労役作業日誌(鶴見第四中隊・小椋良の日記より)
歌集

第十五章 復員
内地帰還(鈴木兼雄回想より)
別離の辞
東莞(集中営)出発(高橋兼喜日記より)
復員船に乗船(高橋兼喜日記より)
復員船(吉崎正三日記より)
船内給養
イルカの大群
冨士山見ゆ
浦賀入港・コレラ船
初めて見る内地の新聞
V七四号船内生活(給養)(石井新平(従軍日記より)
浦賀湾に入稿(高橋兼嘉日記より)
懐しの故国日本に上陸(高橋兼嘉日記より)
結言(鈴木兼雄回想より)

第十六章 捧げつくして
戦没者名簿
戦没者死亡場所表示図

第十七章 回想
淡水城警備と潜伏斥候(栃本喜近)
終戦の日(吉崎正三・栃本喜近)
あの日の想い出 芸が身を助けて(原田泰夫)
講演要旨(原田泰夫)
昭和二十年八月十五日 其の日の私(朝賀広信)
追想(黒川三千彦)
戦虚(矢吹道之助)
あの時の想い出(根本弥内)
想い出(大庭伝市郎)
広東の空襲(緑川誠至)
会って見たい人(保住正)
私と営門(保住正)
思い出すまま(武田喚三)
此の悲惨な戦争は繰返してはならない(佐々木茂吉)
陣中日誌(抄)(大河内泰男)
終戦の日の思い出(吉田庄平)
馬だって立って居る(北内貞己)
坊や達者でな(長谷川栄佐久)
戦友が浮かばれぬ靖国論争(長谷川栄佐久)
往時を回想して(酒井康平)
あの日と兵隊(浅野善次郎)
大東亜戦に召されて(先崎房吉)
私の想い出(花積伝市)
戦中日記より(大河内泰男)
バイヤス湾(宮田幹夫)
あの日の思い出(丹治正夫)
あの日の思い出(坂本孝一)
呉淞に於ける砲撃演習(小野雄治)
思い出(先崎房吉)
敗戦後の想い出(吉田良平)
踊る会議、後手の封策 飽食する官僚に地元民怒る コレラ船団の救援遅々
追想(小柳(旧姓松本)伯)
復員船
あの日あの時の儲備券と私(磯部末吉)
私の終戦のおもいで 引揚船
私の生きがい(磯部末吉)
二・二六事件の思い出 反乱軍の一兵として参加して(1)(海老助治)
二・二六事件の思い出 反乱軍の一兵として参加して(2)
通信隊の先発として(二階堂民之助)
従軍・今再び(橋本ミツヨ)
終戦の思い出(矢吹通)
主人の闘病を看護りて(石山テル子)
想い出(小泉与一郎)
青春の澳頭港(矢吹好弥)
戦友会の皆さん(西岡健)
危機一髪(駒方宏)

第十八章 銃後を護る留守宅
戦争末期の郷土生活
空襲下 郷土を守って

第十九章 戦友会
戦友会・戦友会発会経緯
各中隊戦友会写真集

あとがき
編集実行委員会より
資料提供
編集後記
振武兵団史刊行実行委員会
付録(戦友名簿)