大いなる哉満洲
序文
編著者のことば
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建国への門出
満州事変の勃発と建国
採用試験から出発まで
うらる丸乗船と五・一五事件
上陸第一歩から南嶺の一夜
資政局訓練所から大同学院へ
大同学院の誕生と匪襲の洗礼
拳銃是か非か
第一期生の卒業式
卒業式を待たずに
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挺身赴難
県参事官
秘密指令下、北満の任地へ
県政は何から始めたか
匪賊の出没
桜田塾
三つの禁止条例
吉林省県参事官会議の旋風
呂県長の通匪事件
阿片騒動記
治安工作に明け暮れた盤山県
第一回全国県参事官会議
集団部落結成の執念
匪団の帰順工作
洲崎参事官
青龍県城の匪襲
東辺道の森の都
没法子と面子 ほか四話
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民族協和と民生の安定
土竜山事件と謝文東
異色の農村行脚
寧安県在任一週間
ある県参事官の民衆工作
嗚呼、建国殉公農民の碑
郭文田氏の思い出
ペスト防疫
秘境熱河
今こそ語れる国境秘話
協和会と県との相剋
実を結んだ協和会運動
医道に生き抜く
楡樹鉄道の建設
興農合作社の旗の下に
大浦柴河に結んだ夢
土着資本の抵抗
戦争と供出
鉄西所長と日本軍
日本人のお人好し ほか四話
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崩壊の嵐に立ちて
敗戦前夜
高く揚げた日章旗
市街戦と松本団長の自決
決死の和平交渉
明城での籠城と脱出
満州帝国の終焉と皇上の退位
大同学院の解散
住民拍手の中に撤退
樺甸県に迎えた終戦
難民救済に注いだ同士愛
戦争裁判
中共抑留記
ソ連抑留記
牢獄生活十五年
大陸に残した次男坊
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大同学院の教育と生活
学院の変遷
学院生活の思い出
寛城子時代
王道夢幻
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満州雑記
田毎と天金
陸軍二等兵閣下
蒙古に捧げた青春
海賊の島「王家島」
漠河への旅
地方行政と人事
県民を可愛がって下さい
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亡きおもかげに想う
亡きおもかげに想う
今は亡き異色の人
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建国に殉じた同志
殉職・戦没者
中共抑留殉職者
ソ連抑留殉職者
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編集後記
資料提供者氏名
日満両国及び大同学院関係者重要年表