図書イワレナキ リョシュウ000050176

いわれなき虜囚 第1巻

サブタイトル1~10
編著者名
内藤 清春 [編]/成田 公一 [編]/湯浅 新 [編]
出版者
シベリアを語る会
出版年月
1996年(平成8年)1月
大きさ(縦×横)cm
26×
ページ
115,205p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/N29/1
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
雪割り草1号・雪割草2号の合輯本
和書
目次



巻頭言
追悼の辞(雪の同窓会一同)

回想記
鎮魂の歌(安田貫三)
思いだしたくもない日々(坂口良平)
母を呼ぶ声(水上忠治)
シベリアの記(川崎忠義)
シベリアの思い出(堀川典男)
シベリアの抑留生活を顧て(中森勲)
地獄のタイシェット収容所(森本晴夫)
タイシェット(山田一夫)
ヤポンスキーサルダート(市田高支)
短歌(田中吉雄)
短歌(浪内一洋)
恨みのシベリア伐採(原次男)
望郷(河口正夫)
特急アジア号(添岡毅一)
我味わいし敗戦の現実(山本定一)
舞鶴に慰霊碑を(薬内宗直)
ハルピンの夜は更けて(香川眞寿夫)
タイガの正月(上津原美男)
戦友という絆(松野成五)
カスピ会の友情(小坂仁史)
ひまわり(大森国三)
血を分けた友ミスシラミ(武井敏昴)
ソ連抑留をめぐって(津山健市)
思い出の大連(宗円晃)

開拓団秘話
開拓団は棄てられた(中田喜一郎)
富士山は美しい(大竹直一)
棄てられた部隊(岸川満)
開拓兵の苦闘(山本安男)
ソ連戦車と共に散った若き戦士(保坂平八郎)
戦いの一コマ(西村昇)
虜囚の回想(奥谷敏博)
忘れてしまいたい日(鈴木八重子)
青い空(藤木玉枝)
温かい手のぬくもり(足立加代)
開拓地よさようなら(岡本澄代)
通哭の記(多田幸子)
女の戦い(島村ちづ)
人買い市場(開拓団未亡人)
兵隊狩り(西本昶)
興安嶺の死闘(平野功)

特別寄稿
ハバロフスク事件とは
脱走行(宗像三郎)
終戦前後の満州政府(吉海忠之)
ソ連極東軍 満州総攻撃(中澤寅次郎)
ソ連抑留者補償要求の根拠に関する一考察(内海洋一)
ハバロフスクの日本人墓地(尾崎治)
満州雑感(櫻井康)
紀行・怨念のタイガに立ちて(桑名康吉)
シビリーのひとつ星(青山守)
雪の同窓会(奥谷敏博)
愚かしい人間(藤井一郎)
再開(沢田三二)

編集後記


挨拶(弓場晴司)
生き残るために(宗円晃)
強く明るく(中澤寅次郎)
シベリア満蒙死歿者慰霊祭報告(中澤寅次郎)
祭文(大僧正 小池義人 師)
弔文(弓場晴司)
慰霊祭に参列して(櫻井康)
慰霊祭に参列して(橋口信雄)
慰霊祭に参加して(澤田三二)
慰霊祭挙行に御礼(山村きくえ)
(慰霊祭に列して)三十年の歩み(堀口よし/大前政彦/岡本一男/平野功)
願望(森繁久弥)
シベリア各戦友会の人に訴える(高森光)
戦友会を作ろうヨ(人見四郎/小林隆/青島元次/若林秋治)
関西にバレイの花咲く(太田、吉田、星野)
神戸エラブカ会開催(沼田兼三)

第一章
三十年刑余・ソ連に生きる(在ソ連元青年将校)
魚が屍体を(高森光)
忘れ得ぬ人、今いづこ(川崎忠義)
厳寒に水風呂とは(武田兼男)
スーチャン収容所にいた皆さんへ(追田喜一)
零下七〇度(東一夫)
高田屋喜兵衛は男でござる(山本定一)
和の心(宗像三郎)
墓標NO.67(藤原栄暢)
捕虜の詩(原田充雄)
カラガンダ第六収容所の誇り(喜多島豊次)
明日が分からぬ日々(福代包男)
護衛されていた浅原天皇(大原七郎)
氷の入浴(仲谷辰次)
祖国への道は遠かった(竹中進次)
秘・タイシェット原始林の中で(市田高支)
ダモイ・トーキョー(細谷敏夫)
夢(藤原栄暢)
捕虜郵便(尾崎吉鷹)
民主グループの悪業の中へ(中矢勇)
平壌の嵐(橋口信雄)
ねずみまでも(西郷欽介)
寧ろ死んだほうがよかったと(春野日出章)
思うままに(小林隆)
隣人と仲良くしよう(中澤寅次郎)

第二章
幸福とは(割愛)(岸田正)
生も死も紙一重(平野功)
死体は谷底へ(市田高支)
日ソ友好を進めよう(青山守)
アムールを渡る(奥谷敏博)
敗餘渡黒龍江(岩崎徳康)
ナホトカにて(弓場晴司)
復員(大島四郎)
私とロシア語(割愛)(水池あづさ)
船内に拡がる友情の輪(割愛)(田中唯介)
誇り高き民主グループ(中道園一郎)
ああ舞鶴の港(大前政彦)
ひとことお礼を(流郷学)
薯と営倉(能登義弘)
本当に日ソ親善を結実させよう(藤田慎三)
芸は身を助ける(高森光)

シベリア墓参
墓参を終えて(田村住夫)
シベリアの日本人墓地と若者達(足立美津夫)
シベリアの墓に詣でて(片山令二)
シベリアを見たい(坂口光平)
佐渡の石仏(荒木忠三郎)
悲劇への出発(中森薫)
敗戦秘話(原次男)
ウラルを越えて(松本和孝)
雪でなく暑さに苦しんだ(野田忠幸)
凍傷の怨み(行田浅二郎)
凍傷(市川春吉)
雪に込められる怨念(木内久澄)
感想(田村善一)
頭脳も使いようで(小倉秀光)
我が掘りし穴に我が身を(岡本一男)
シベリア・エレジー(長谷重次郎)
これからを元気で生きよう(土岐兼二)

開拓団の悲劇
「昭和二十年歿」(西本昶)
逃避哀話(柏原キクエ)
雲の果てに消えた妻と子(井上太重)
荒野の彷徨(高橋みどり)
子供に励まされ!(白石さち)
夫を偲びて(小川セキヨ)
忘れるな!葛根廟の惨劇(白石、大櫛)
小さな墓標(原田充雄)
尋ねびとの欄

東西国境の激戦
第一〇七師団興安嶺の死闘(編集委)
興安嶺・西口の死闘「日本の一番長くて暑い日」(安田貫三)
虎頭の激闘(橋本隆史)
北満永久要塞(岡崎哲夫)

第三章
わがシベリアの記(荒木忠三郎)
艶笑・チチ(乳)キトク(竹内則史)
麻雀大会(上津原美夫)
解剖(小松誠)
友ありき(人見四郎)
脱走(Y・白井)
虱(植田豊)
一奏無声(西田幸一)
禁じられた遊び(西村昇)
浅原の虚偽の証言で(三橋甲吉)
ゆとりある老後を!(割愛)(佐久間帝三)
事実を素直な心で視よう(谷位忠男)
日本の老朽化を防ぐために(割愛)(平澤光馮)
これからの人生(割愛)(薄田信夫)
日本新聞とは何であったか(割愛)(青山守)
浅原というソ連の犬(川内市太郎)
「労働が怖かったから」と浅原告白す(橋田喜夫)
男狩り(若尾和延)
森林に初夏の曲(岡田国男)
軍歌(藤成三郎)
戦後に思う(山本安男)
アカシヤの花咲く大連(奥清三)

第四章
軍人恩給欠格者よ団結しよう(藤井一郎)
不合理是正を叫ぼう(藤成三郎)
思うこと一言(藤尾忠男)
銃を再びとるな(澤野忠男)
戦争のむなしさ(割愛)(武山寛)
全抑協並びに軍恩欠格者連盟の皆様に(矢野正光)
ソ連抑留者補償要求の根拠再論(内海洋一)
全抑協大阪大会における挨拶(要旨)(黒田亮一)
ポツダム宣言とソヴィエト政府(山本定一)

編集の言葉

口絵・挿絵は読売新聞連載「戦争」欄より(野尻弘画伯)