図書アリ ノ ヘイタイ000050167

蟻の兵隊

サブタイトル1~10
日本兵2600人山西省残留の真相
編著者名
池谷 薫 著者
出版者
新潮社
出版年月
2007年(平成19年)7月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
221p
ISBN
9784103051312
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/I35
保管場所
閉架一般
内容注記
地図あり 主要参考文献:p218‐221
和書
目次

序章 蟻の兵隊たち

第一章 終戦
残留の発想
交わされた密談
閻錫山という男
北支派遣軍第一軍
残留の下地
影の実力者
玉音放送
第一軍司令官澄田𧶛四郎

第二章 密約
終わらない戦闘
それぞれの思惑
送り込まれた男
帰ってきた閻錫山
一部なら残せる
深夜謀議
合謀社の設立
戦犯の恐怖
「特務団」編成計画

第三章 軍命
祖国復興と後衛尖兵
説得の殺し文句
かくして軍命は下った
軍規は守られていた
高級幹部の残留
命じる側の苦悩
命じられる側の心境
命令を拒否した者

第四章 偽装解散
主任参謀ヲ派遣サレタシ
宮崎参謀の詰問
閻錫山との対決
北京からの電報
偽装解散命令
政府は知っていた
隠された残留将兵
高級幹部の転向

第五章 死闘
国共内戦のはじまり
岩田参謀への批判
第五団の全滅
総隊部服務規定
黒塗りの手紙
山岡参謀長の帰国

第六章 壊滅
恐怖政治
晋中作戦
包囲された太原
総顧問への就任
太原の攻防戦
逃れた戦犯指名
澄田軍司令官の帰国
閻錫山の脱出
残留日本軍の終焉

終章 真実
祖国の仕打ち
厚生省の見解
澄田、山岡の国会証言
下級将校たちの訴え
対立する意見
つづけられた請願
再びの国会審議
裁判

あとがき
主要参考文献