特攻兵器蛟龍艇長の物語
- サブタイトル
- 玉音放送下の特殊潜航艇出撃
- 編著者名
- 宗像 基 著/堀口 洋 聞き書き
- 出版者
- 社会批評社
- 出版年月
- 2007年(平成19年)8月
- 大きさ(縦×横)cm
- 19×
- ページ
- 199p
- ISBN
- 9784916117755
- NDC(分類)
- 916
- 請求記号
- 916/Mu32
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考資料・海軍兵学校関係:p175‐199
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
*
第1章 戦時下植民地の台湾
クリスチャンの父
「ヤソ!」と差別されたクリスチャン
軍隊へ召集された3人の兄
レッドパージを受けた長兄
立派な「クリスチャン軍人」の道へ
クリスチャンと神社・天皇
差別化された台湾人と台湾生まれ
戦時下の台湾
海軍兵学校への合格通知
*
第2章 アジア太平洋戦争下の海軍兵学校
開戦1週間前の入校式
あこがれの短剣
早飯、早糞、早支度
1人のドジで連帯責任
海軍式精神教育
天皇への忠誠心
海軍名物の飛び込み
ケツにタコができるカッター訓練
兵学校の楽しみ
待ち遠しい酒保と休暇
同じ釜のメシを食う仲
食糧の豊富な兵学校
楽しみは倶楽部で大食
兵学校名物の鉄拳制裁
スマートな海軍
エリート意識の兵学校出身者
海軍とクリスチャン
英語教育を守った井上校長
祀られた「9軍神」
高松宮臨席で卒業式
天皇への拝謁
第5艦隊の乗組員
*
第3章 特攻兵器・特殊潜航艇の艇長
特攻兵器「蚊龍」の基地
特殊潜航艇の訓練
海底105メートルの底で
助けた部下からの手紙
難しい潜航艇の指揮
甲標的・蚊龍
人を兵器にした海軍
ある予備学生の事故死
事故が続出した潜航艇
海軍中尉への任官
人間魚雷・回天との訓練
死への囚われ
潜航艇の実戦配備
軍港・呉の大空襲
ピカッと光った原爆投下
玉音放送の中での出撃
船とともに死す艦長
*
第4章 特攻として逝った若き同期生たち
立ち直れるのか?
特攻攻撃での戦死者
回天・神風特攻での戦死
敗戦後「自決」「事故」での死
特攻兵器とは何だったのか?
日本軍はなぜ敗れたのか?
復員船の航海長
米軍の連絡将校に
公職追放で職を転々
奈落の底から教会へ
神学校での牧師への道
家も仕事も失った父
呉平安教会の「偉人」
新米牧師の最初の赴任
平和の都・ヒロシマへ
*
第5章 平和と宣教への旅立ち
ブラジルヘの船出
貧窮したブラジルの生活
軍政批判で逮捕された息子
ノンビリした軍事裁判所
酒巻少尉との出会い
帰国後、広島で平和運動
私の宗教観
平和への使命
*
参考資料・海軍兵学校関係
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