図書センカン ヤマト000050160

戦艦大和

サブタイトル1~10
生還者たちの証言から 岩波新書;新赤版 1088
編著者名
栗原 俊雄 著者
出版者
岩波書店
出版年月
2007年(平成19年)8月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
v,218,3p 図版3枚
ISBN
9784004310884
NDC(分類)
391.27
請求記号
391.27/Ku61
保管場所
閉架一般
内容注記
地図あり 主な参考文献あり 毎日新聞大阪本社発行の夕刊に掲載された「戦艦大和‐生還者たちの平和希求」及び「続 戦艦大和‐遺族たちの戦後」を生かし、新しい構成のもとに書き下ろしたもの
和書
目次

序章 誕生
秘密裏の進水式
「量より質」
世界最大・最強
「アウト・レンジ」戦法
直接防御と間接防御
徹底した機密保持
「でかすぎる」と不安に
連合艦隊旗艦として

第1章 初陣
ミッドウェー
敗因
「保養地」トラック
釣りも映画も
「大和ホテル」
激戦続くガ島
幻の「大和出撃」
出し惜しみ
「貧乏海軍」の必勝戦術

第2章 海戦
「不沈艦」を実感
「罰直」
マリアナ沖海戦
レイテ海戦
姉妹艦「武蔵」沈没
主砲作裂
「戦果」
「引き返したのは正解」
甲板で人肉を拾う

第3章 出撃
大和の使い道
沖縄へ
「特攻」発令
「裸艦隊」での出動
最後の酒宴
「総員死ニ方用意」

第4章 沈没
米軍の迎撃態勢
「我敵機卜交戦中」
血を噴く胴体、転がる首
生死を分けたもの
「傾斜復旧の見込みなし!」
それぞれの最期
「通説」への異議
艦と運命をともに
主砲を撃ったのか

第5章 生還
大和の「お通夜」
機銃掃射
地獄の海に響くメロディ
戦友を蹴り離した
さらなる地獄
「生き残ったことが負い目」
至近弾の水柱も脅威
歓迎されざる客
後ろめたさ

第6章 責任
「大本営発表」
海軍内部からの批判
「御下問」
噴出した怒り
「片道燃料」
推進者の主張
玄人から見た「戦略」
「沈んでよかった」

第7章 遺族
永遠の妻
割腹自殺
再婚
「武骨な父なりに…」
母に渡したいもの
沈没地点で散骨
「大和ブーム」ヘの懸念
嗚咽
日記
引き継いだ責任

第8章 戦後
海が怖い
「生き残ってしまった」
「エリート」の誇り
大和の「格」
人生にとって
教育者として
読経

第9章 真相
『戦艦大和ノ最期』
「フィクション」
杯を交わして
「語り継ぐことに力を」
強制された「特攻」
「二階級特進」せず
「準特攻」

第10章 未来
ブーム
「ナショナリズムが高まって」
「技術は沈まなかった」
語り部
「第三世代」
生きている大和

あとがき
主な参考文献