図書カタリツグ ホッカイドウ クウシュウ000050130

語りつぐ北海道空襲

サブタイトル1~10
編著者名
菊地 慶一 著
出版者
北海道新聞社
出版年月
2007年(平成19年)8月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
359p
ISBN
9784894534247
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ki24
保管場所
閉架一般
内容注記
「北海道空襲」(1995年刊)の改題改訂 「北海道空襲」参考文献:p352‐359
和書
目次

はじめに 北海道空襲について
北海道空襲図

[渡島]
野戦病院さながらの町立病院―松前空襲
海を背にする二つの記念碑―福島空襲
畳下に残る銃弾の跡―知内空襲
天井に残る弾丸の跡―木古内空襲
機銃弾痕三十八ヵ所の家―上磯空襲
黒ネコの空襲民話―函館空襲
「もうわがんねじや」と―戸井空襲
子を抱いたままの若い母―椴法華空襲
長い海岸線の村で―南茅部空襲
壕の中で死んだ子ども四人―鹿部空襲
第二五五列車の遭難―森空襲
棒ダラを持って死んだ男の子―砂原空襲
黒岩沖で死んだ二人の漁夫―八雲空襲
北海道一の鉄道の町で―長万部空襲

[胆振]
赤十字非攻撃の国際法を侵した襲撃―伊達空襲
四百八十人の死者の声―室蘭空襲・艦砲射撃
四発の爆弾投下される―登別空襲
五寸釘をにぎりしめて―白老空襲
砂浜を赤く染めて―苫小牧空襲
機関車に機銃弾―追分空襲
浜厚真の海で兄弟の遭難―厚真空襲
鵡川鉄橋のそばに―鵡川空襲

[後志]
墓地に立つ木碑―寿都空襲
わきたつ岩内の海で―岩内空襲
水田の中に大穴―共和空襲
ワカメ採りから逃げ帰る―神恵内空襲
父に代わって母娘で訪問―積丹空襲
鉱石積み込み中の汽船に―古平空襲
水産試験場が目標に―余市空襲
犠牲者ゼロから三十三人ヘ―小樽空襲

[石狩・空知]
埋もれていた丘珠の死者―札幌空襲
炭焼きがまに機銃弾―干歳空襲
木製戦闘機製作所攻撃される―江別空襲
十本の松葉杖―石狩空襲
子どもたち七人が一瞬に―厚田空襲
爆風で飛んだ窓ガラス―浜益空襲
コークスエ場の煙突めがけて―由仁空襲
タンク落下で大さわぎ―岩見沢空襲

「日高」
曲がらないひざを抱えて―えりも空襲
御真影を守るために―様似空襲
弟二人の荼毘の煙―浦河空襲
金比羅神社の慰霊碑に―静内空襲
海に消えた兄弟漁夫―新冠空襲
豊郷駅前での死者は―門別空襲

[留萌・上川]
道もない雄冬の集落に―増毛空襲
葬式の仏壇に上げた餅―留萌空襲
若い女性教師の遭難―富良野空襲
二十歳の女性教師の負傷―美瑛空襲
二人の犠牲者が埋もれていた―旭川空襲
補助タンク田んぼに落下―鷹栖空襲
貨物列車を襲ったグラマン―比布空襲

[十勝]
一壷となりし子を抱き―広尾空襲
玄関先で機銃弾を受ける―大樹空襲
一人の負傷者があった―更別空襲
女子防空監視哨員―浦幌空襲
娘を失い傷を負った母―豊頃空襲
マッチ棒のように飛んだ原木―幕別空襲
キソさんが願ったもの―帯広空襲
蒸気機関車八六三四号―池田空襲
農作業中の母娘が―音更空襲
死者四十人灰燼と化した町―本別空襲
ただ一人の負傷者は―士幌空襲

[網走]
タコツボで死んだ六人の少年兵―網走空襲
ハマナスのかげで死んだ幼児―小清水空襲
亜麻工場の炎上―清里空襲
鉄橋攻撃される―斜里空襲
六十年間埋もれていた死者―常呂空襲

「釧路」
母は鉄道官舎で―音別空襲
先生に会いたいと言った女の子―白糠空襲
教師と子どもたちの受難―釧路空襲
別保炭山の長屋で―釧路町空襲
五十年目の弔辞―厚岸空襲
二十年の生涯を終えた娘―浜中空襲
雄別炭鉱鉄道の銃撃で―阿寒空襲
機関士殉職の墓標―標茶空襲

「根室」
四十人の犠牲者が出た防空壕―根室空襲
西春別駅前地区に爆弾―別海空襲
衛生一等兵の名前―中標津空襲
弾痕を残す柱時計―標津空襲

あとがきに代えて
参考文献