図書クウキ ト センソウ000050127

空気と戦争

サブタイトル1~10
文春新書;583
編著者名
猪瀬 直樹 著
出版者
文藝春秋
出版年月
2007年(平成19年)7月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
192p
ISBN
9784166605835
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/I56
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
戦前も「アメリカ」は流行だった
「右の左翼」の謀略史観

第一章 東條英機に怒鳴られた二十六歳の高橋中尉
人造石油とバイオマス
少佐と中尉はどちらが偉いのか
山下清のメンコと僕の軍人将棋
数字の魔力に眩惑され
「泥棒せい、というわけだな」
「情勢の推移」で南進論に勢い

第二章 三十代の模擬内閣のシミュレーション
『昭和16年夏の敗戦』
にわかづくりの総力戦研究所
「第三次近衛内閣」と〈窪田角一内閣〉
モノが足りない
戦闘より輸送が重要なのだ

第三章 数字が勝手に歩きだす
口外してはならぬ
「虎穴に入らずんば虎児を得ずだね」
ボトムアップの陥穽
強いリーダーシップを発揮しない役人宰相
「空気」に敗れた鈴木企画院総裁
終戦記念日の一問一答
夢を追いかけた高橋中尉の「悔恨」

第四章 霞が関との戦い
戦前と戦後をつらぬく官僚主権
歴史は繰り返す
「空気」の正体をつかめ
東工大生の作文

おわりに