図書ショウワ ヘイセイ ニッポン セイフウゾクシ000050116

昭和平成ニッポン性風俗史

サブタイトル1~10
売買春の60年
編著者名
白川 充 著者
出版者
展望社
出版年月
2007年(平成19年)8月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
274p
ISBN
9784885461804
NDC(分類)
368.4
請求記号
368.4/Sh83
保管場所
閉架一般
内容注記
略年表:p246‐267 参考資料:p268‐271
和書
目次

序章 十歳の個人的事情
ヒロシマ大虐殺
敗戦国の哀しい策動

第1章 救国と国辱の間―RAAと米兵
国家事業の娼婦あつめ
人種差別を初めて知る
闇に消された大量の性犯罪

第2章 米兵戦いに勝ち、性病に敗れる
性病禍は公娼に原因とGHQ
ハイ、ご苦労さんと放り出された女たち
管理売春の否定が決まる

第3章 赤線青線白線のあるカオス
よい売春、よくない売春
自由恋愛は売春にあらず
赤線女性たちの日常
売春業者は政界も動かす

第4章 風紀かカネか、悩む日本
基地の町はパンパン騒動
混血児にも差別あり
パンパンで成り立つ地方経済
黄色い便器という蔑称

第5章 必要悪から社会悪ヘ―売春防止法の成立
赤線記事は雑誌の売りもの
ついに売春防止法制定へ
業者必死の国会工作も及ばず

第6章 売春防止法の抜け穴ぶり
モグリ売春の大氾濫
トルコ風呂が新性風俗へ
復活売春街には暴力団

第7章 国際交流と売買春
男を女が買う時代へ
行く買春、来る売春
テクニックを売るだけというソープ
チラシを刷れば売春ほう助

第8章 じゃぱゆき・援交―拝金日本の末路
エイズに無知だった日本人
じゃぱゆき対策の貧困
「女子高生」という記号
現実が法令の前を行く

終章 失ったものは何か
IT時代の男と女
カネに代わる座標を作ろう

付 年表(昭和二十~平成十六、上段売春関係、下段世相)
参考文献

あとがき