戦争体験刻む

はじめに（編集委員会）
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Ｉ　日本支配下の朝鮮
いまも二人の兄さんの夢を見る（李圭琥さん）
役人は、小作の土の中に隠した米までも（崔徳龍さん）
学校で朝鮮語をしゃべるのはダメだった（申栄晩さん）
賃金差別はひどかった（下條藤雄さん）
小さいころ、よく拷問をみた（金崎忠能さん）
歩いていると、いきなりトラックに（金達善さん）
私は朝鮮人を豊羽鉱山まで連行してきた（田中豊治さん）
豊羽鉱山で朝鮮人へのリンチをみた（町田康二さん）
〔隠されていた真実Ｉ〕朝鮮に対する数々の暴虐
〔隠されていた真実ＩＩ〕「朝鮮は植民地ではなかった」にびっくり
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ＩＩ　日中一五年戦争
素っ裸にされて、拷問をうけた（桑原一さん）
「戦争反対」のビラ―交換台からの抵抗（本間キクヱさん）
〔隠されていた真実ＩＩＩ〕弾圧は戦争前夜からあった
［皇軍に背く者、殲滅せよ］を実行して（小宮山明さん）
毒ガス犠牲者と南京虐殺を見た（武田一郎さん）
得意になって、八路軍兵士を刺殺した（熊谷清さん）
「馬は赤玉に強いんだなあ」が頭にこびりっいて（別所弥八郎さん）
〔隠されていた真実ＩＶ〕生き証人から知らされた加害の実態
私もいきなり家族を銃で撃ちました（手島光男さん）
誰がこの責任をとってくれるのですか（鈴木幸子さん）
せめて子どもは逃がしてほしかった（岩崎スミさん）
〔隠されていた真実Ｖ〕未解決の旧満州「集団自決」
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ＩＩＩ　アジア太平洋戦争
国家総動員法下の生活、妊娠中でも防空訓練へ（猫塚静江さん）
私は母のからだの下になって助かった（蕭●虎（ぶんこ）さん）
〔隠されていた真実ＶＩ〕開戦は真珠湾ではなくコタバルだった
慰安婦は憲兵が「慰安所」まで連行した（山岸益栄さん）
「慰安所」は軍隊が運営した（斎藤光雄さん)
沖縄戦で生き残った後ろめたさと喜びと（満山凱丈さん)
丘珠空襲、目の前で父が……（岩波英子さん）
ふたたび被爆者をつくらせないために（越智晴子さん）
樺太の逃避行で祖母と父を亡くす（木村節子さん)
〔隠されていた真実ＶＩＩ〕「国体護持」に最後までこだわった昭和天皇
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ＩＶ　戦後（１９４５年８月１５日から）
鬼から人間へ戻れた私（熊谷清さん)
中国人強制連行と逃亡生活（劉連仁さん)
劉連仁さん「発見」から帰国まで（袴田清治さん／木屋路喜一郎さん／席占明さん)
喜びと感激で帰国したが……（長野太郎さん)
極貧の養父母の暖かさに比べ、日本行政の冷たさ（松江佳子さん)
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あとがき（編集委員会)
参考文献