図書カイソウロク000050028

回想録

サブタイトル1~10
五十年の歩み
編著者名
石橋 兼雄 執筆者代表
出版者
陸軍士官学校第四十四期生会
出版年月
1982年(昭和57年)10月
大きさ(縦×横)cm
27×
ページ
xxiv,510,14p
ISBN
NDC(分類)
916
請求記号
916/I71
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和の年表:p503‐508 住所録あり 非売品
和書
目次

まえがき(任官五十周年記念事業委員長・浦茂)
陸士卒業三十周年記念映画 第四十四期生の風雪三十年のあらすじ
四十周年大会於靖国神社 祭文(第四十四期代表・瀬島龍三)
任官五十周年大会於熱海・起雲閣 慰霊の辞(任官五十周年慰霊祭代表・浦茂)
第四十四期生会小史(林一)

絶筆
時代の嵐にもまれた同期生(故 戸次俊雄)
わが戦記―任官から町長まで―(故 渡辺直隆)
ビルマで生きのびて(故 菅原勇)
満州の思い出と戦後の世の中の真実(故 井貫浩)
伝統の志(故 杉本保次)
坂井君の刑死(故 坂倉武夫)
二・二六事件と私 わが一徹に悔いなし(故 野村準太郎)
世界平和の祈り(故 菅勤)
ういういしいころ(故 松尾次郎)
司法書士の独り言(故 村木哲雄)
私の揺れた予科時代と人間形成(故 佐々木四郎)

恩師
本科第四十四期生徒入校ニ際シ與フル訓示
本科の夏季休暇における家庭通信
着任ニ際シ學生生徒ニ與フル訓示
任官五十周年記念 回想録の刊行に寄せて(予科一ノ四区隊長・本田貞晴)
正しい姿勢(予科一ノ五区隊長・木佐木久)
頌歌(本科一ノ五区隊長・利根川勇)
とにもかくにも長寿健康(本科二ノ六区隊長・尾川勘治)
感慨無量(本科一ノ三区隊長・故 八木東)
四十四期生を思う(予科一ノ六区隊長・鬼頭三良)
第四十四期生の任官五十周年記念によせて(本科一ノ四区隊長・広瀬征貫)
健康長寿を祈る(本科二ノ四区隊長・吉川猛)
回顧五十余年(本科一ノ一区隊長・井本熊男)
私の人生観と国家観(本科一ノ六区隊長・伊藤貞利)
第四十四期生と私(本科一ノ一区隊長・岩永宝)
半世紀を遡り第四十四期生を憶う(本科二ノ四区隊長・尾形健一)
第四十四期生と私(予科二ノ一区隊長・岡田安次)

会員
ラングーン監獄手記(山中雅太)
星霜五十年そしてこれから(稲垣正次)
喘ぎつつも果たし得た三つの任務(辻田新太郎)
これからの人生も楽しく(植田省吾)
私の運命をかえた夜間訓練(大久保連次郎)
同期の戦車兵(池戸三郎)
シンガポール終戦の回想(糸賀公一)
歩んだ心の真実(石橋兼雄)
阿南連隊長の旗手(福原基彦)
ノモンハン空中戦の実相 可児、沢田両君を偲ぶ(森下正淳)
恵まれた上司 同期生の有り難さ(吉良正之)
重慶爆撃奇跡の生還(髙橋猛)
転変からの人生遍歴(藤井芳助)
武人から神明奉仕まで(加藤芳彦)
後世に残したいこと(丸田文雄)
人生五十年、そのふしぶしに思う(戸伏長之)
社会人としての来し方(髙橋晃)
死力を尽くした私の戦陣(楊井勇)
泰緬鉄道の管理からチャンギー拘留まで(後藤友三郎)
武窓断片と過去の反省(曽我辰雄)
私の大東亜戦争(北村博)
戦陣回顧(柳生香)
ありがたい思い出(平仲菊雄)
人生観―死と生と(杉浦成孝)
未来戦対策(升本清)
初心航空を志した同期の思い出(竹下光彦)
孫の道徳の本(河野桂十郎)
軽爆隊奮戦記(田中昇蔵)
私の戦後(川原田弘己)
わが特殊任務の回顧(斎藤義雄)
弾丸吹雪(田口英男)
同期の宿命と試作機テスト(酒本英夫)
初々しく楽しかりし市ヶ谷(平田文市)
任官・満州・参本・命拾い三たび(恒石重嗣)
兵器技術に身を投じて(大橋策郎)
軍使としての勝鬨陣地の停戦(河野貞夫)
満州国軍の思い出(八木春雄)
騎兵、航空そしてさむらい商(成谷馨)
立志から終戦まで(有利正)
航空から自動車ひとすじ(久保田正美)
思い出ずるままに(種田弘治)
生きとし生きなんわが天命(永易治雄)
千人針奇談―榴弾の破片をうけて(鈴木秀英)
たたかいの一生(杉村良夫)
五十年をふりかえって(瀬島龍三)
支那事変 十榴中隊を率いて(緒方辰雄)
古希近くして想う(新井健)
苦難の飛行、命拾いの判断(碇井準三)
戦争雑感(新妻清一)
清純なりし予科茶目(加藤誠)
大空への憧れ(宇野十郎)
陸海空の遍歴(浦茂)
私の経営哲理(一井末二)
いまなお蘇える笑い話など(富石密太郎)
古希の婆心(浅川栄)
追憶二題(岡本豪)
任官―終戦を思う(石川頼夫)
終戦時米軍との交渉―人間味(樋口六之助)
東京オリンピック支援集団長の大任を果たして(梅沢治雄)
古希近く思いつくまま(旧姓生源寺 前川慶雄)
回想三件(伊藤光治)
戦陣・友を憶う(武智弘)
稚気の報恩(鈴木輝明)
傷病の死線を超えて(福井寛治)
西部ニューギニア死の行進(旧姓松尾 平尾篤)
緬甸国軍と共に(鈴木大和)
畑俊六閣下の訓えと野球監督・数学教官三十年(中島忠夫)
これなら出来る禁煙法(吉岡忠典)
歪曲された戦争批判を正す(池辺実)
火器の威力とジャワの終戦処理(宮元静雄)
中隊長の実戦記―死生観(田中勇)
戦場の実相―戦線日誌から(馬場開基)
国破れて山河あり(中村亮)
春塵録(竹下福寿)
必死に非ず必中の兵器 自動吸着爆弾の研究(児井英義)
終戦時を顧みて(宇木素道)
航空整備の実感と教訓など(旗生孝)
私の履歴書(豊福徹夫)
私の健康法(旧姓浅井 貞国誠三)
軍人生活を顧みて(鈴木重直)
アリューシャン行の想い出(旧姓小林 岩越紳六)
同期の絆(久田栄一)
ビルマにおける終戦(庄子長孝)
故友を思う(三角敏男)
初陣の思い出(山下耕)
忘れ得ぬ人々 わが工兵物故同期生の横顔(桑正彦)
ソ連の陰謀・モスクワの特便(柴田進)
徳運の要(山下豊)
初心から今日まで 雑草の生涯(大沢成一)
波瀾 武窓から金鵄会長まで(狩野勲)
母隊史編纂に思う(原崎俊三)
自然の摂理に感謝しつつ(小川愛水)
ささやかな軍人哲学(大神正義)
対潜水測要員教育を担当して(秋山克二)
マレー作戦計画の立案と準備(国武輝人)
人生哲学の一端(大江卓馬)
東欧のソ連観(野村三郎)
市ヶ谷台を偲び今を想う(稲永一衛)
モスクワ赴任間のことども(柿村極)
戦後人生観(青井義治)
共産圏社会の実態(藤本春雄)
回想記(金本康隆)
亡き騎兵同期生を偲ぶ(原四郎)
ビルマ初期作戦の思い出(徳重房夫)
思い出すままに(柿沼貞四郎)
故友を憶う(堀田稲夫)
献句十八 亡き友と英霊に捧ぐ(安倍邦夫)
芭蕉と親鸞にひかれて(河合治)
防人のたわごと(旧姓田島 都留昌治)
重火器いちずに(藤重清)
八月十四日夜(橋詰勇)
巣鴨プリズンの回顧(亀本哲)
私の戦場遍歴(野辺常介)
俗塵を去り晩酌を楽しむ(山口英男)
陸士で身につけた健康法(小野二郎八)
生死を見つめつつ(奥山博)
市ヶ谷台の今昔(中島正夫)
闘病記(冷泉隆)
孤独に生きる(米津三郎)
その道一筋(高木威厳勳)
終戦後のボボール島残留者の収容(鈴木清)
脳裏をかすめるもの(旧姓永藁 猪野正)
過去を忘却して(西本勉一郎)
健康第一に(青木精一)
わがたどりし道に思う(加藤金治)
自然を友に俳句を楽しむ(水原治雄)
歩兵生まれの戦車一代(小林一雄)
戸山と鉄道ひとすじ(久保田茂)
忘却し尽くして(木村吉秀)
三度の出陣(清原諭)
敗戦後のラバウル(曾我部弘)
モロタイの挽歌(北森信男)
社会人としての管見(数井孝雄)
若き日の回想(田崎次男)
山下奉文大将と私(旧姓佐藤 山口隆秀)
雑草の呟(首藤忠男)
うら道人生の回想(大屋角造)
英語音痴(居島靖嘉)
随想 陸士教育から戦後相を想う(杉崎園吉)
リハビリに余念なし(高山茂雄)
私の軌跡―広島で始まり原爆で終わる(酒井重雄)
軍人こそ我が天の道(竹内一郎)
航空特攻(柴田辰治)
今、こんなことをしています(神直道)
平凡無事(矢部正雄)
死に損なった私の歴史(杉野良任)
後図を画策中(柳瀬一夫)
療養十年(旧姓三浦 西村祐造)
故友の追憶と回想(原光明)
縁の薄い同期生(森文雄)
馬鹿なやつです(大平英夫)
現地の終戦報告(佐伯語作)
一本の赤い糸との闘い(長尾清一)
新聞販売三十年―荊妻に感謝する(寺内美代重)
支那事変中の回想(東畑広吉)
太平洋上任官(塩田鹿三)
武窓断想(塩田淑夫)
安心立命の境地を求めて(池添光徳)
市ヶ谷魂を忘れず五十年(永井武)
任官五十周年に思う(吉田元)
寸想六点(村山亘)
五十年を遡って(東郷栄二)
回想の一端(橋本選次郎)
零点の将校生徒(山藤吉郎)
三度の命拾い(萩平昌之)
緒戦の思い出(野村勝見)
北支出兵の思い出(児玉泰象)
戦場こぼれ話(堀本義晴)
運が良かった(縁の下の舞い五十年)(新郷良夫)
昏睡二十日間(大西寿良)

遺族
任官したらおれの連隊を見せてやる(故盛智妹・吉田トシ)
戦死当時の思い出(故辰男兄・塩田勇作)
お父さんも私もマニラの土をふみました(故一男妻・西村花子)
ハルハ河畔の大空中戦に散華(故秀一妻・安西愛子)
結婚半年あなたの遺骨に頬を寄せてから(故憲俊妻・鳥巣千代子)
胸に生きていて下さる夫(故喜一妻・中村雪子)
思いだすまま夫に代わって(故堅二妻・鈴木美里)
み魂とともに教壇三十五年(故浩妻・小林きみよ)
いまも夫とともに(故太彦妻・進藤晨子)
あなたの性格は娘から孫へ(故太郎妻・中本保子)
弟 誠を偲びて(故誠兄・富樫勝一)
近況ご報告(故勲長男・川床剛)
思い出すままに(故憲次妻・三上孝子)
軍人の妻の宿命を乗り越えて(故金一郎妻・青柳初子)
夫を偲ぶ訓話遺稿(故雅郎妻・中村静子)
叔父の思い出(故進甥・今神春雄)
命日に(故吉田道雄妻・木村貞)
弟よ(故国雄兄・片山政雄)
残念でたまりません(故正人兄・田中萬蔵)
陸士時代の弟(故中島忠秋姉・信永藤子)
三十余年の念願を果たせて(故熊沢酒造助妻・美都子)
夢の中での主人との会話(故潔妻・重宗文子)
兄の短い一生と遺作の詩歌(故市之助弟・原清)
二・二六直後の主人の手記(故農夫雄妻・吉田ミチ)
緋梅によせて(故泰夫妻・三橋初代)
亡夫を想いて(故武夫妻・板倉美祢子)
兄の感状と遺書(故喜兵衛弟・加藤八郎)
はるかに硫黄島をしのびて(故陽治妻・前川範子)
母の代筆です(故憲治次男・青木滋)
縁先の回想(故重雄妻・中村政子)
岬に立ってお父さんとおらぶ(故宗夫妻・板垣さと)
朝夕の礼拝に思う(故宏姉・星野みつぎ)
感謝のこころをこめて(故武夫妻・戸口益子)
断想(故久次妻・内田美奈子)
わだかまりを解いて(故正妻・堀江元子)
兄映範のこと(故映範弟・後藤修範)
仏様みたいな主人(故義賢妻・大平千智恵子)
亡き主人に頂いた今日の幸せ(故孫治妻・原清美)
慰霊に生きて(故義妻・川上徳子)
主人はいつも見守ってくれる(故一馬妻・中村幾久世)
ヤジコロの妻の宝物(故香治妻・浦孝子)
永遠の平和を願う(故将臣妹・北村春寿)
父母に思う(故熊彦長男・中山節夫)
日常のこと(故幸男妻・森岡貞香)
楽しく暮らしています(故秀雄妻・神谷千枝子)
僚友故堀尚則君を偲ぶ(四四期・宇野中尉記)
サンダカンの吉野台に 吉野清胤中佐を弔う(旧部下・吉田綱夫)
中隊長・石川直道殿の追想(旧部下・横井幸蔵)

特集 遺稿集
神宮體育大會(吉田清清)
休暇中ノ讀書(前川陽治)
夏ノ自然(佐藤勳)
浩然ノ氣(成田頼武)
長命術(田中正人)
秋將ニ暮レントシテ故郷ヲ憶フ(武内保一)
共存共榮(茶谷虎次)
浩然ノ氣(石關榮)
休暇中ノ讀書(三浦光明)
小品七則(澤田貢)
日新(三橋泰夫)
積極ト消極(辻紀一)
義士會開催につきて相談する文(長尾一彦)
友を勵ます(板垣宗夫)
滿鮮に旅行する先輩に寄す(西内久美)

特集 五・一五 二・二六事件その他
五・一五前夜(吉原政巳)
二・二六事件
二・二六事件の同期生(志村陸城)
坂井君の追憶(木沢成一)
相手には友がいる(福原基彦)
あの一瞬・帰順投降の窓口に立つ(杉浦成孝)
陸軍省への突入(故 板倉武夫)
私たちの巣鴨回顧(杉浦成孝)
ソ連抑留・戦犯
ソ連戦犯となって(河野貞夫)
ソ連俘虜回想・労務者三年(桑正彦)
ソ連の戦犯裁判(平田文市)
白団(台湾)工作
工作に参加した同期生(糸賀公一/山下耕)
工作こぼれ話(大橋策郎)

付表・年表・住所録
付表
昭和の年表
住所録
あとがき