図書目録ニホン ミンヨウ ノ ナガレ資料番号:000049825

日本民謡の流

サブタイトル
編著者名
藤澤 衛彦 著者
出版者
東明堂
出版年月
1934年(昭和9年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
515p 図版4枚
ISBN
NDC(分類)
388.91
請求記号
388.91/F66
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

民謠とは何か
民謠とは民の謠なり
民謠は國民性的特徴を離れざる歌謠
民謠の種類
地方的分布の上に觀る日本民謠の趣相
日本民謠は如何なる塲合に如何なる人に如何に謠はれるか
勞働民謠の發達と形式
民謠に対する農民の態度と民謠の現在
*
民謠は深し
民謠は深し
行々子
民謠詩人草娘
明安天寛期の民謠詩人
民庶教化の風
民謠は深し
*
民謠は流れる
林鐘の謠洲
流れる相違
民謠の道
*
民謠は高し
花火の分布
民謠の風格
民謠の氣品
民謠は高し
*
民謠は溢れる
溢れ出る謠
溢れ出る相對の愛
溢れ出る親への愛
*
民謠は長し
人生と共にある深さ
能率増進と慰樂と
生活と共にある長さ
民謠變はる
謠の遊行と形式の變遷
*
縦と横との民謠
樵蘇風俗歌の民謠と山家鳥蟲歌の俚謠
樵蘇風俗歌とその他の集の民謠
參考歌謠の集
類似別
*
近世調民謠の諸國分布
近世調民謠の遊行
山家鳥蟲歌に觀る民謠の郷土種別
*
民謠が持つ時代思想
近世調期民謠の教化相
御親の恩についての民謠
わが子の愛についての民謠
*
神事歌・農事歌としての田歌の趣相
神事歌の發達を觀る
諸國神事歌の源流
神樂歌にはやされた諸國の風俗歌
民謠の原始的命脈
傳唱にある田の神歌の民俗的趣相
諸國遺存の田植神事歌
諸國に行はるる十七節の田歌について
神事歌の變遷を觀る
神事歌としての田歌の發達
古き田歌と田の神おろしの神事
神田耕式歌の傳統的形式
傳唱民謠の上に觀る田歌の二大潮流
*
盆踊と盆踊歌
孟蘭盆會の儀式と民俗
各地方の盆踊と盆踊歌
東京の盆踊と盆踊歌
大阪のおんごく
名古屋の盆ならさん
上總ぼさま唄
下總のあやとり歌
新島大踊
佐渡盆踊唄
相川音頭
讃岐盆踊
結論
*
米になるまでの民謠
米の生る木の故郷は何處
米の移植と人文祖神譚
米になるまでの民謠
種蒔歌
苗取歌
田植歌
田草取歌
稻刈歌
籾摺歌
米は財政經濟の標準
米食の歴史傳説
黒から白への民謠
米搗歌
*
雲の民俗と民謠
民謠に遺る立雲の變化
雲に關する民間傳承の價値と民謠
入道雲の俗信と其被物
日照雲の雲の峰と日和坊
日本民觀天望氣法の認識としての雲の位置と民謠
山の帯としての棚雲の民謠
白暈俗信としての日暈月暈
雲種種相の變化
雲の様態とその觀驗遺法
研究さるべき雲の歴史の廣さ
*
數へ歌の研究
數へ歌に見られる特殊の段階としての痕跡
數の記憶について
事實を記憶に刻まうとする謠
數へ歌に於ける數の吉凶
傳唱の數へ歌について
*
民謠蒐集保存と新民謠の提唱
*
新民謠と新流行歌
停迷期の民謠
所謂流行歌を眞の流行歌たらしめよ
*
口繪・挿圖目次
石引歌 (「繪本雪月花」) 所収)
早苗とり・田植歌 (「温故年中行事」 所収)
七月大踊歌 (「天和長久四季あそび」 所収)
木曾踊歌 (「信濃奇勝録」 所収)
地築の歌 (木遣音頭の野臺・寛文二年板「御堂建方圖繪」 所収)
石築歌 (御石築のてい・寛政七年板「大堂造營繪本古今櫻」 所収)
木遣歌 (木引のてい・寛政七年板「大堂造營繪本古今櫻」 所収)
風俗謠 (酒屋門外のてい・明和七年序「樵蘇風俗歌」 所収)
教化謠 (よだれ八尺・安永九年板「眠覺繪姿」 所収
時代謠 (われもむかでを・明和八年序「山家鳥蟲歌」 所収
盆踊歌 (盆踊のてい・貞享元年板「好色二代男諸艶大鑑」 所収)

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