図書目録ニホン センゴ オンガクシ資料番号:000049739

日本戦後音楽史 下

サブタイトル
前衛の終焉から21世紀の響きへ 1973-2000
編著者名
日本戦後音楽史研究会 編著
出版者
平凡社
出版年月
2007年(平成19年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
556p
ISBN
9784582219692
NDC(分類)
762
請求記号
762/N71/2
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
日本戦後音楽史関連年表:p403‐526 主要参考文献一覧:p527‐535
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

第V部 前衛の終焉と新たな模索 1973-1980
時代の転換と音楽創作
音楽におけるメディアの変化
音楽活動の新たな動向
新しい創作スタイルの登場と展開
「トランソニック」と「水牛楽団」―第三世界の登場の中で多様化する価値観
戦後派第二世代の登場とそれ以前の世代の創作
音楽の地方分権化の兆し
オペラにおける新たな展開
継続的な活動の動向
現代邦楽の転機と邦楽器の国際的巡回
映画音楽その他
吹奏楽の戦後の動向
次の時代への架橋としての一九八〇年

第VI部 ポストモダン状況の中の音楽 1980-1989
変貌する時代と音楽
モダニズムからの離脱
日本、アジア、アメリカ
ポストモダンの諸相
多様化するグループと拡大するトポス
さまざまな音楽団体と日本人指揮者の海外進出

第IV部 国際化/グローバル化の中で 1989-2000
時代の趨勢と音楽創作
豊かに生み出される新作管弦楽
現代音楽のアクチュアルな場を求めて
新局面を迎えた国際交流と地域活性化の中での創作活動
コンピュータと音楽
越境カルチャー―音楽から他分野へ、楽音からノイズヘ
オペラ制作の環境と新作オペラ
芸術環境とアートマネージメントヘの関心
ニューミレニアムの始まり

日本戦後音楽史関連年表
主要参考文献一覧
あとがき
作曲家索引

上巻目次
はじめに

第一部 戦前・戦中・戦後-その連続と不連続 1945-1951
戦後とは何か
音楽文化にとっての戦後の意味と無意味
戦中と戦後の断絶面
戦時期の体験の戦後音楽への影響
戦後における戦時の影と占領軍の影
「室内楽の時代」と作曲グループ
作曲界の概念図
音楽観の相克
ジャズ、ソ連・アジア、中問音楽
映画音楽と舞踊音楽

第II部 戦後世代の台頭 1951-1957
復興と近代化がもたらした音楽諸制度の変化
「うたごえ運動」の音楽史的意味
一九五〇年代の作曲家グループとオーケストラ団体
新たな音楽様式の台頭
ミュジック・コンクレートと電子音楽
「現代邦楽」の出発に向けて
オペラ
映画音楽

第III部 前衛音楽と日本のオリジナリティ 1957―1967
六〇年安保、東京オリンピック、ベトナム戦争
現代音楽講習会と前衛音楽の導入
作曲家グループ
前衛の実践
世代の重層化
国際化への歩み
作曲家と演奏家による創作―合唱と現代邦楽
聴衆と演奏家からの創作の振興
日本の作品の普及

第IV部 カウンターカルチャーと現代音楽 1967-1973
カウンターカルチャーの時代―戦後の大きな転換期
現代音楽の場
現代音楽の方法
主要ジャンルのその他の作品
作曲家たちの世代状況
七〇年代後半に向けて―アジアヘの新しい視線

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