帝国と学校

序章　帝国と「文明の理想」―比較帝国史研究というアレーナで考える（駒込武）
世界史的な同時性の中の帝国
帝国的支配における学校の役割
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第I部　「王朝帝国」における求心力と遠心力
帝国・ユダヤ・教育経験―一九世紀ロシア帝国におけるユダヤ人教育の展開―（橋本伸也多民族帝国における多重言語能力の育成―モラヴィアにおける民族言語の相互習得をめぐる論争より―（京極俊明）
帝国・共和国・帝国―ウィーンのチェコ系小学校コメンスキー・シューレの現代史―（大津留厚）
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第II部　帝国日本における学校不在・偏在・遍在
植民地近代社会における初等教育構造―朝鮮における非義務制と学校「普及」問題―（古川宣子）
蕃童教育所における就学者増大の具体相―台湾総督府の就学督励とその現実的基盤をめぐって―（北村嘉恵）
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第III部　文明化のエージェント
現地人ミッション・エリートと教育の主体性―植民地ナイジェリアの中等教育問題を例として―（井野瀬久美恵）
帝国・近代・ミッションスクール―ピョンヤンにおける「帝国内帝国」と崇実学校―（李省展）
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第IV部　帝国空間の中の女性たち
イギリス帝国と女性宣教師―一九世紀後半における女子教育と学校―（並河葉子）
「帝国」のりベラリズム―「ミドゥル・グラウンド」としての東京女子大学―（小檜山ルイ）
『満洲』ツーリズムと学校・帝国空間・戦場―女子高等師範学校の「大陸旅行」記録を中心に―（長志珠絵）
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あとがき
人名索引
事項索引