図書ジュウゴ ノ チュウゴク シャカイ000049714

銃後の中国社会

サブタイトル1~10
日中戦争下の総動員と農村
編著者名
笹川 裕史 [ほか]著/奥村 哲 著
出版者
岩波書店
出版年月
2007年(平成19年)5月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
x,273p
ISBN
9784000234399
NDC(分類)
222
請求記号
222/Sa72
保管場所
閉架一般
内容注記
参照文献一覧:p257‐267
和書
目次

序論(笹川裕史)

第1部 食糧徴発の実態
噴出する不満、たじろぐ政府―食糧負担の配分問題(笹川裕史)
食糧を襲う飢民の群れ―食糧の運搬・保管をめぐる矛盾(笹川裕史)

第II部 徴兵の実態
生命には替えられぬ―さまざまな兵役忌避(奥村哲)
貧者とよそ者をねらえ―壮丁拉致の行動原理(笹川裕史)
俺を買ってくれ―兵士の「売買」(奥村哲)

第III部 地域権力構造の変動
成り上がり者―新たな地域権力者の肖像(奥村哲)
取れるものなら取ってみろ―地域ボスの抵抗(奥村哲)

第IV部 事態打開への動向とその限界
負担を分かち合う―出征軍人家族の優待(笹川裕史)
沸き立つナショナリズム・その光と影―知識青年従軍運動(笹川裕史)
戦時徴発を支え、そして掘り崩す―各級民意機関の活動(笹川裕史)
収奪の洗練と徹底に向けて―人民共和国初期の政策への接近(笹川裕史)

結語―日中戦争が中国社会にもたらした変容(笹川裕史)
参照文献一覧
図表一覧
あとがき