図書タナベ シシ000049605

田辺市史 第2巻

サブタイトル1~10
通史編;2
編著者名
田辺市史編さん委員会 編集
出版者
田辺市
出版年月
2003年(平成15年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
xv,751,21p 図版5枚
ISBN
NDC(分類)
216.6
請求記号
216.6/Ta83/2
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

凡例

序章 紀州藩田辺領
近世史再考
紀州藩田辺領の史実

第一章 近世田辺の成立
浅野氏の支配
近世的支配の成立
慶長検地と地方支配
町立てと城の移転
寺院の移動
大坂の陣と一揆
安藤氏の支配
安藤帯刀家
安藤直次の入部
紀州本藩と田辺領

第二章 田辺領政の確立と文化
田辺領の支配体制
田辺の職制
田辺領の地士
政治的事件と田辺
近世前期の宗教と文化
宗教統制と寺社
文化の勃興

第三章 近世の町と村の形成
「田辺町」の成立
城下町田辺
行政機構
田辺町の商業
在方の構造
組と村
浦方の村
宮座
近世身分制の成立
様々な役負担
伝馬制の確立

第四章 田辺領政の展開
農民統制の新段階
開発の奨励と荒地の再利用
在方支配機構の整備
藩主・巡見使・門跡の来訪
田辺領の法と裁判
紛争の解決と処罰
追放刑
経営破綻と法慣習
領主財政の動向
財政の悪化―年貢収支の動向
経済政策の展開
田辺領御仕入方役所の成立

第五章 産業の展開と農漁民の生活
農業生産の発展と諸職
用水と入会山
農産物の商品化
大工と鍛冶
皮革生産の展開
皮革類取引制の変遷
山村の生活と林業
三番組の村々と田辺
炭・松煙の生産
漁村の生活と海産物
網と船
廻船
海産物の流通と漁村の変化
自然災害と騒擾
津波と飢饉
旱魅・騒動と村の変化

第六章 田辺城下町の発展と文化の興隆
町方の変質と動揺
田辺町大帳と万代記・御用留の成立
天明の打ちこわし
公害
町方生活の明け暮れ
近世後期の文化
芸能興行の展開過程
文人群像

第七章 産業の発展と新たな動向
町方と在方の対立
在方商業の発展
在方商業と町方商業の対立
酒屋仲間
貨幣と金融
田辺領の判屋
田辺金相場
頼母子講それに質屋のこと

第八章 田辺領政の変貌
幕末期の政治構造
安藤家の大名化志向
本藩の政争と安藤家
田辺与力騒動
海防の強化
幕長戦争と安藤家
安藤勢の戦況と戦線離脱
幕末期の経済構造
物価問題
経済社会の諸相
幕末期の社会構造
災害と救民
差別の強化と民衆の動き―智海尼への宗教弾圧
幕末の世相

第九章 田辺藩の成立
田辺藩の職制と法制
鳥羽伏見の戦いと田辺藩の成立
田辺藩の職制
田辺藩の法制
田辺藩札の発行
田辺藩から田辺県へ
教育社会政策
田辺の教育
救恤政策