図書イオウトウ クリバヤシ タダミチ タイショウ ノ キョウクン000049516

硫黄島栗林忠道大将の教訓

サブタイトル1~10
編著者名
小室 直樹 著者
出版者
ワック
出版年月
2007年(平成19年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
222p 図版4枚
ISBN
9784898311028
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ko69
保管場所
閉架一般
内容注記
硫黄島作戦・大東亜戦争主要史実暦日表:巻末
和書
目次

まえがき
硫黄島地図
太平洋方面図

序章 世界の戦史上、稀にみる死闘は東京都内で行われた

第1章 真珠湾奇襲から硫黄島へ
火星人と日本人
真珠湾奇襲成功に対する日米の反応
ミッドウェー海戦における惨敗
アメリカ軍の反攻
戦局を変えたマリアナ沖海戦の「アウトレンジ戦法」

第2章 栗林師団長の独創
栗林忠道中将、硫黄島に進出
孤立する硫黄島
栗林師団長の要請
全員地下に潜るべし
奇蹟の地下壕
一人十殺
トーチカと化したバロン西の戦車隊

第3章 硫黄島三十六日間の死闘
五日もあれば硫黄島は落とせる
師団長の作戦を狂わせた海軍の発砲
三日でノルマンディー上陸作戦の死傷者数を上回る
徐々に北に追い詰められていった日本軍
「想像もつかない生き地獄」
栗林師団長、なおも戦闘継続中なり
「類稀なる勇気こそが一般的な美徳であった」

第4章 現代に生きる硫黄島
九州に上陸したら死傷者二六〇万人はでるだろうに
日本に有利になったポツダム宣言
原爆のせいで日本には名目がたった
神風は戦後に吹いた
硫黄島は日本経済の神様
右翼も左翼も不勉強
兵器は使うだけが能じゃない
太平洋よりインドとアフリカだった
栗林中将に大勲位菊花章頸飾を

終章 硫黄島の戦いにみる日本の伝統主義的社会構造
真珠湾奇襲を知らなかった東条英機
「生死事大」
空閑少佐の自刃
ソ連参戦を呼び込んだ硫黄島の闘い
戦争の幕を下ろした鈴木貫太郎首相
「勝者なき死闘」がよんだ戦後の復興
投降した二人にみる近代軍
財閥解体と地代の引き下げが生んだ日本統治
アッツ島と硫黄島の玉砕の違い
日本社会を動かす「共同体」

硫黄島戦―人物伝 栗林忠道/永田鉄山/市丸利之助/山口多聞/西竹一/南雲忠一/坂井三郎/千田貞季/チェスター・ニミッツ/レイモンド・スプルーアンス/ホーランド・M・スミス

硫黄島百科
硫黄島作戦 主要史実暦日表
大東亜戦争 主要史実暦日表