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戦時内閣と軍部

サブタイトル1~10
竹山護夫著作集;第3巻 歴史学叢書
編著者名
竹山 護夫 著者
出版者
名著刊行会
出版年月
2007年(平成19年)1月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
viii,327p
ISBN
9784839003296
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ta68/3
保管場所
閉架一般
内容注記
主要参考文献・史料あり
和書
目次

もう一つの”政府”軍部
二つの国
明治国家の再統合の道
統帥権の独立
戦時下の軍部と内閣

悪としての「財閥・官僚・政党・軍閥」―逆光のなかのエリート・グループー
はじめに
「財閥・官僚・政党・軍閥」そして「閏閥・学閥」
「国体破壊の元兇」
「自己」と「国体」―「影」と「国体破壊の元兇」

宇垣内閣の流産
”政界の惑星”宇垣一成
大命降下と陸軍の反対
組閣の挫折

林銑十郎稿『近代内閣走馬燈』について

第三五代 平沼内閣(自昭和十四年一月十五日・至昭和十四年八月三〇日)―第二次戦時内閣の模索―
平沼内閣の性格と平沼騏一郎
「近衛―平沼交流内閣」の誕生
平沼内閣の閣僚
平沼内閣の内政―生産カ拡充と国家総動員
平沼内閣の外政―「対支処理」と「対欧策」―
「複雑怪奇な情勢」と平沼内閣の退陣

第三七代米内内閣(自昭和十五年一月十六日・至昭和十五年七月二二日)―異色の第四次戦時内閣―
米内内閣の性格と米内光政
「最後の切り札」の登場
米内内閣の閣僚
米内内閣と「国内問題」
米内内閣と「支那事変処理」
新体制運動の展開と米内内閣の退陣

「語り過ぎない提督」の議会
みかどのさむらい―陸軍と海軍―

陸軍と海軍
「帝国陸海軍」
陸・海軍の風俗

誕生
陸・海軍省の成立
大村益次郎
御親兵・鎮台・徴兵令
大海軍建設案

おいたち 一
対外軍備へ
陸軍の対清戦備
海軍の対清戦備
長の陸軍
薩の海軍
おいたち 二
日清戦後
陸軍の対露戦備
海軍の対露戦備
陸・海軍の成人式

組織
軍政・軍令の二元主義
陸軍の三官簑
海軍の省部
師団と艦隊
学校

ビッグ・スリー
日露戦後
想定敵国と所要兵力
陸軍の軍備拡張
海軍の軍備拡張

軍縮時代
陸軍の軍縮
海軍の軍縮

破産へ
非常時陸軍
非常時海軍
陸海軍の抗争

解説(加藤陽子)