歴史をつくるもの 1
- サブタイトル
- 日本の近現代史述講
- 編著者名
- 坂野 潤治 [ほか]著/三谷 太一郎 著/日本の近現代史調査会 編
- 出版者
- 中央公論新社
- 出版年月
- 2006年(平成18年)12月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 252p
- ISBN
- 4120037959
- NDC(分類)
- 210.6
- 請求記号
- 210.6/R25/1
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 監修:藤井裕久,仙谷由人
- 昭和館デジタルアーカイブ
刊行にあたって
「日本の近現代史調査会」座長(藤井裕久)
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▼(東京大学名誉教授・坂野潤治)
二つの日中戦争と民主主義(1)王政復古~日清戦争(1868~1894)
「日英安保」と東アジア
明治7年(1874年)の日清戦争論
西南インフレと軍部の復権
国内の分極化と結果オーライ
朝鮮から満蒙へ
▽質疑
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二つの日中戦争と民主主義(2)満州事変は何故抑えられなかったのか
いわゆる歴史認識の4つのタイプ
第一次世界大戦後の「平和」と「民主主義」の分裂(1920~1924年)
陸軍佐官クラスの満蒙領有論の登場(1927~1928年)
対外政策の分裂と「結果”ノー”ライ」としての満州事変
▽質疑
二つの日中戦争と民主主義(3)局地紛争から総カ戦へ
盧溝橋事件不拡大の可能性は二分八分
民間の数少ない日中戦争批判
「平和勢力」と「(社会)民主勢力」(1936・2、1937・4総選挙)
反ファッショ、反「対ソ戦」、反「対中戦」、反資本主義―結論にかえて
▽質疑
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▼(東京大学名誉教授・三谷太一郎)
政党政治とその財政金融政策およびそれぞれの歴史的起源(1)
原敬と日本政党政治
はじめに
政党制(party system)の基盤としての衆議院の地位の確立
陪審制の立法化への着手
原内閣による外交の基本方針の転換と対米協調路線の確立
▽質疑
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政党政治とその財政金融政策およびそれぞれの歴史的起源(2)
政党政治における財政金融指導者―高橋是清と井上準之助
はじめに
高橋是清の場合
井上準之助の場合
▽質疑
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政党政治とその財政金融政策およびそれぞれの歴史的起源(3)
勝海舟と福沢諭吉―幕末における外国借款政策をめぐる対立
日清戦争観の対立とその背後にある外国借款政策をめぐる対立
日清戦争観の対立の基因としての幕末における勝の日清韓三国提携論と福沢の対仏提携論との対立およびそれに由来する両者の外国借款政策をめぐる対立
▽質疑
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政党政治とその財政金融政策およびそれぞれの歴史的起源(4)
日清戦争にいたる明治国家の外国借款政策と経済ナショナリズム
▽質疑
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