書物の日米関係
凡例
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序章 日本の書物・イン・アメリカ 蔵書史から見えてくるもの
日本参考図書館
北米日本語蔵書史について
蔵書史を知るための基礎史料
ライブラリアン、知の総合コンサルタント
もっとも必要とされている情報とは
坂西ネットワーク
日本語図書の流通ネットワーク
走る日本語図書館
米議会図書館の日本語蔵書史
蔵書史から見えてくるもの
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第一章 対立する国家、対立するコレクション 蔵書史の起源をめぐって
蔵書にいたる前に
構想される日本博物
生成する日本語図書館
寄贈をめぐる力学
ハワイ大学の日本語蔵書史
中国学と日本
プリンストン大学とコーネル大学
国家の表象としての蔵書
開戦のなかで
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第二章 蔵書の記憶、蔵書の記録 コロンビア大学の日本語蔵書史から
一つの軌跡をたどる意昧
想像のジャパン・ハウス
角田プロジェクト
コレクションの行方
書庫が図書館になるとき
ワーキング・ライブラリー
戦後の再出発
冷戦下の成長
行き交う書物、行き交う人
モノの語る記憶
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第三章 戦時期日本語教育と日本研究 言語士官という兵器
なぜ日本語学校を問題にするのか
米海軍日本語学校の成功
なぜコロラドなのか
UCバークレーの日本語蔵書史
言語士官のつくり方
残された日本語史料
日本語英訳工場
日本語教育の全国化と陸軍日本語
占領政策とCATS
シカゴ大学の日本語蔵書史
出身者たちの影響力
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第四章 日本占領と図書購入 占領地の書物エージェント
戦争と蔵書史
書籍取引と占領期
どうやって図書を送るのか
占領下のヨーロッパで
タトルとパーキンス
フーバー図書館東京オフィス
なぜ収集は成功したのか
スタンフォード大学の日本語蔵書史
UCバークレーのエージェント
三井コレクションの獲得
ミシガン大学の日本語蔵書史
岡山フィールド・ステーション
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第五章 占領軍と資料収集 接収活動と資料のその後
接収ということの意昧
占領期の米議会図書館
ワシントン文書センター
接収図書のゆくえ
日本語図書整理計画
プロジェクトの開始
一世の希望、二世の憂鬱
検閲図書とプラングの関係
コレクションの入手と搬送
メリーランド大学の日本語蔵書史
蔵書が抱える問題
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第六章 日本の書物をどう扱うか 分類と棚をめぐる葛藤
日本語書物を管理する
ハーバード・イェンチン分類
ハーバード大学の日本語蔵書史
目録規則のばらつき
朝河貫一とイエール大学日本語蔵書の初期
思想としての分類
イエール大学日本語蔵書の戦後
目録規則の統一と外国語図書
全米収書目録計画
棚の闘争
普遍主義と個別主義
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第七章 書物の鎧 国防予算と日本の書物
地域研究と国家戦略
地域研究の第一波
ワシントン大学の日本語蔵書史
第二のパール・ハーバー
イリノイ大学の日本語蔵書史
ノースウェスタン大学の日本語蔵書史
時のとまった図書館
日本語図書館と冷戦
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第八章 連携する日本語図書館 蔵書どうしの関係史
蔵書の関係史という視点
協力の萌芽
全米不ットワークの形成
購入危機
友好という名の従属
連携の推進剤
スタンフォード大学とUCバークレー
UCLAの日本語蔵書史
北米日本研究資料調整協議会
目録の電子化と共有
電子データと書物
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終章 書物と場所、読者を問うこと はじまりに向けての結語
書物の場所をめぐって
レポジトリーとデポジトリー
変わりゆく書物
失われる書物、失われる記憶
蔵書史資料へのアクセス
読書論と歴史の出会う場所
リテラシー史の方法
リテラシー史の有効性
JBCプロジェクト
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あとがき
訳語、略号一覧表
情報提供、調査協力者一覧
米国日本語蔵書マップ
関連年表
註
事項索引
人名索引