「戦後革新勢力」の源流
序章 占領前期政治・社会運動の歴史的意義(増島宏)
はじめに
戦後日本国民の置かれた状況
ポツダム宣言とアメリカ占領軍のもたらしたもの
政治・社会運動の急速な展開とその意味
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第1章 戦後社会運動の出発 敗戦直後の食料闘争(梅田欽治)
はじめに―問題の所在
敗戦前後の食糧問題
食糧闘争の発端と展開
関東食糧民主協議会と食糧メーデー
戦後民主改革期における食糧闘争の意義
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第2章 戦後日本共産党の公然化・合法化(犬丸義一)
はじめに
政治犯の釈放と日本共産党の公然化
戦後最初の大会の開催
野坂帰国と第五回大会
むすび
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第3章 日本社会党の結成―「戦後革新」の一つの出発(大野節子)
はじめに
結党大会―一九四五年一一月二日
敗戦直後の新党問題
結党大会への準備過程
むすび
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第4章 戦後労働運動の出発「一〇月闘争」から「二・一ゼネストへ」(山田敬男)
はじめにー分析の視点と問題意識
運動の経過
「一〇月闘争」の意味
「二・一ゼネスト」運動の特徴
「二・一ゼネスト」運動をどうみるか
おわりに
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第5章 戦後農民運動の出発と分裂―日本共産党の農民組合否定方針の波紋(横関至)
はじめに
これまでの研究
日本農民組合の再建準備
日本共産党中央指導部の農民運動指導担当者
日本共産党の農民委員会方針
方針転換についての共産党中央指導部の総括
むすび
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第6章 戦後女性運動の源流―新日本婦人同盟を中心に(伊藤康子)
はじめに―戦後対策婦人委員会の始動
新日本婦人同盟の設立とその直後の運動
地域婦人会・婦人民主クラブの動向
政治的権利の実質化へと進む新日本婦人同盟
むすび―提示された女性運動の課題
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第7章 学生運動の再出発とその展開―全学連結成前史(手島繁一)
はじめに―課題と研究史にふれて
学園民主化闘争の諸相
学生生活の窮乏と多様な生活防衛の運動
学生自治会の確立への模索
学生社研と政治組織
むすび
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第8章 戦後沖縄革新運動の源流(南雲和夫)
はじめに
戦前の沖縄における社会運動
日本本土の民主化と沖縄の「民主化」の違い
占領前期沖縄における政治・社会運動
むすび
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終章 戦後革新運動への展望(五十嵐仁)
はじめに
「革新」用語の変遷と「戦後革新」研究
占領期前期政治・社会運動の前提条件
戦後政治・社会運動への展望
むすびに代えて―位置づけと展望
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年表
執筆者一覧