日本サッカー史 [本編]
- サブタイトル
- 日本代表の90年 1917‐2006 サッカー批評叢書
- 編著者名
- 後藤 健生 著者
- 出版者
- 双葉社
- 出版年月
- 2007年(平成19年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 398p
- ISBN
- 9784575299328
- NDC(分類)
- 783
- 請求記号
- 783/G72
- 保管場所
- 開架一般
- 内容注記
- 参考文献:p387‐392 各章に年表「日本代表と世界のサッカー」あり
- 昭和館デジタルアーカイブ
凡例
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第1章 香港を目標として戦った初期の日本代表 1917―1930
初めての国際試合は惨敗
東京高等師範が日本を代表
日本における最初のフットボール
日本人か初めてフットボールをプレーしたのは?
東京高等師範学校から全国に普及
アジアのサッカー先進国、香港
初めての海外遠征
大日本蹴球協会の設立とスポーツの地位の変化
チョウ・ディンの功績と日本のスタイルの確立
国際試合での初勝利とFIFA加盟
中国と引き分け、国際大会での初優勝
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第2章 戦争によって阻まれた世界への挑戦 1931―1943
日中の対立と極東選手権の解体
ベルリン―オリンピック代表チームの選考
スリーバックーシステムの導入
スウェーデンを破る大金星
世界最強の位置角イタリアヘの挑戦
国際情勢の悪化で途切れた日本サッカーの強化
戦時下の限られた国際交流
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第3章 戦争の後遺症を背負って 1945―1959
第二次世界大戦終結直後の日本サッカー
国際舞台への復帰
戦後初来日はスウェーデン
国際学生競技大会「ドルトムント」の経験
史上初の日韓対決
メルボルン―オリンピック参加ヘ
熱烈歓迎を受けた中国遠征
弱小フィリピンにも敗れた東京アジア大会
ローマ・オリンピックも出場権逸す
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第4章 一握りの代表選手の強化で世界に迫る 1960―1968
デットマール・クラマーとの出会い
初めてのソウルでの戦い
来日チームの増加と欧州遠征
長沼健監督、岡野俊一郎コーチの就任
アルゼンチンを破った東京オリンピック
東京オリンピック以後の強化
プロチームとの対戦
強豪クラブ相手に善戦するも決定力不足
メキシコ五輪予選での日韓の死闘
予選突破後の強化
オリンピック銅メダルヘの道
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第5章 進まぬ強化―日本サッカー冬の時代 1969―1980
狂い始めた強化スケジュールと釜本の肝炎
メンヘングランデバッハとの死闘
オーストラリアの前に力尽く
岡野俊一郎監督の下での強化
黒豹エウゼヒオの来日
アジア大会では健闘
アジアーユースの開催
トッテナム・ホットスパーに大敗を喫す
豪雨の中、伏兵マレーシアに屈す
日本代表の若返りと王様ペレの来日
日韓定期戦が始まる
イスラエルに屈したワールドカップ予選
強化試合をこなした1974年
バイエルン―ミュンヘンの来日
モントリオール予選の惨敗と長沼監督の退陣
二宮寛監督の若返り策
釜本が引退。奥寺は西ダイツヘ
日本サッカー最悪の時期
またも閉ざされたオリンピックヘの道
病に倒れた渡辺正監督
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第6章 可能性を見出した日本サッカー 1980―1992
若返った日本代表
国際舞台に復帰した中国と互角の勝負
森孝慈監督の就任と代表ゲームの増加
海外での試合で韓国に初勝利
尾崎加寿夫の西ドイツ移籍で紛糾
1次予選でも苦労の連続
森監督のチーム構想
読売、日産の台頭と韓国プロ・リーグ発足
シンガポールでの惨敗
チームの再建、ソウルでの初勝利
ボルドー戦の快勝ではずみ
平壌の奇跡 猛攻を耐え、最終予選に進出
香港に完勝し、2次予選を突破
木村和司のFKが決まるも韓国に完敗
王手をかけたソウル・オリンピック予選
ウィングバックヘのこだわり
イタリア・ワールドカップ予選
プロ・リーグ創設への動き
キリンカップ優勝とタイトルマッチでの連敗
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第7章 世界の舞台へ。最後の苦闘 1992―1998
ハンス・オフトの代表監督就任
ダイナスティーカップでの優勝
日本サッカーの転機 アジアカップの優勝
1次予選突破と都並敏史の負傷
ドーハの悲劇
ファルカン監督の来日
ファルカンの解任
時間を巻き戻した加茂監督
ネルシーニョ事件をめぐるドタバタ劇
予選前年の強化
28年ぶりのオリンピック
五輪代表組の融合とアジアカップ敗退
1次予選突破と加茂監督の慎重な采配
最終予選、無難なスタート
韓国に逆転負け
中央アジアでの監督更迭劇
韓国での勝利
ジョボールバルでの死闘
進まぬ本大会への準備
善戦はするも、強豪に連敗
ジャマイカにも失意の敗戦
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第8章 不完全燃焼に終わった黄金世代の挑戦 1998―2006
フィリップ・トゥルシエとの出会い
大きな転機となったワールドユース準優勝
オリンピックとアジアカップを目指して
不完全燃焼のシドニー五輪とアジアカップ制覇
世界のトップテンヘの挑戦とコンフェデ杯準優勝
2001年秋までに完成した日本代表
もはや新しい挑戦はないのか?
守備の弱点が露呈した最終準備段階
ベルキーの先制で日本代表が目覚めた
不完全燃焼の不満が残る結末
ジーコ監督の就任と「黄金の4人」
海外組か?国内組か?辛勝の連続でアジアカップ連覇
アテネ・オリンピックでの挫折
二次予選突破とコンフェデレーションズカップ
伸び伸びと戦ったコンフェデレーションズカップ
疑問の残る最終段階のスケジューリング
日本らしさを出せずに完敗
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参考文献
あとがき
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