風船爆弾を作った日々
- サブタイトル
- 編著者名
- 愛媛県立川之江高等女学校三十三回生の会 著者
- 出版者
- 鳥影社
- 出版年月
- 2007年(平成19年)1月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 274p
- ISBN
- 9784862650511
- NDC(分類)
- 210.75
- 請求記号
- 210.75/E35
- 保管場所
- 閉架一般
- 内容注記
- 参考文献:p271
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
転載「風船爆弾のこと」(高橋光子)
*
第一章 風船爆弾と私たち
風船爆弾とは
楮の皮剥ぎから原紙作り、気球貼りの一貫作業に従事
風船爆弾の成果
オレゴンの悲劇
風船爆弾への関心
風船爆弾放流の地に立って(岡崎雅代)
「風船爆弾」の本を読んで(木田美代)
風船爆弾に思うこと(長田美佐子)
風船爆弾について語る(森中澄江)
*
第二章 紙の町・川
私たちの町(井川梁)
宇摩紙の歴史(星川幸子)
*
第三章 愛媛県立川之江高等女学校
伊予の愛媛の東に
特色のある校風
与謝野鉄幹と晶子の歌
川之江は第二のふるさと(石川(中島)尚代)
*
第四章 川女三十三回生
軍国主義の時代に育つ
私たちの女学生時代(谷井恵美子)
戦事中の女学校生活(篠原禮子)
友情に支えられて(秋山富子)
一足先に学徒動員(村上喜久子)
*
第五章 楮の皮剥ぎ作業
楮の皮運び(井川梁)
作業日誌(秋山富子)
臭いにうんざり(谷井恵美子)
悪化する戦局の中で(篠原鐙子)
芥川先生の思い出(星川幸子)
下級生の日記
*
第六章 製紙工場での原紙作り その一
学徒勤労令施行公布
四年生のうち百名、製紙工場へ動員
気球紙の加工(谷井恵美子)
風船爆弾の製造に参加して(田窪利子)
「気球紙作りの青春」と今(進藤万壽子)
金生加工工場の思い出(石川淳子)
石為工場(篠原清代美)
石為工場に感謝(大西典子)
西山先生の思い出(星川幸子)
神の子は、紙作る(井川梁)
風船爆弾の記(加藤妙子)
眉(石川秀子)
青春の貴重な思い出(小田八重)
紅蜀葵の花と「花乙女」の歌(高石貞子)
なつかしい思い出(石川俊子)
幼稚な日本(石川カズ子)
オンボロ自転車に乗って(加地佳子)
学徒動員の思い出(篠原久子)
漆瘡(山中千代子)
写検室に配属されて(有本妙子)
平和展の話から(福田千津子)
角星製紙で(高井嘉代子)
ああ特別攻撃隊(中村道子)
*
第七章 気球貼り・学校工場
国産科学工業株式会社
国産化学工業株式会社、入所式
気球貼りに携わる(篠原禮子)
防空要員として(武村君子)
紙風船と同じ貼り方(木原美和子)
月月火水木金金(演岡康子)
藤田サツキさんを偲んで(河口敬子)
思い出すことあれこれ(高橋光子)
りーダーの役割
純粋さがこわいことも
完全な球にならない
極秘のはずなのに
工場長、星川駿平さんのこと
鈴木沙千子さんと私(村上満里子)
ひたすら働いた日々(神尾節子)
思い出すままに(佐伯和子)
坐骨神経痛で苦労(伊達布佐子)
初めての報奨金で買ったレコード(星川幸子)
田村先生の思い出(木原美和子)
ラッカーに酔った(村上満里子)
*
第八章 製紙工場での原紙作り その二
二通の手紙(鈴木千歳)
出会い(星川久子)
名誉の負傷の痕は今も(RUSSO和子)
川女三十三回同級生皆様ヘ(RUSSO和子)
最後の作業日誌(高橋貞子)
表彰状のこと(佐藤裕子)
青春を気球に一丸(大平諒子)
ひと言(近藤末子)
ひと言(緒方和子)
*
第九章 風船爆弾以後
専攻科に進み、転々と仕事先が変わる
*
風船爆弾の青春(あとがきに代えて)(伊藤澪子)
表紙画にそえて(高津佐智子)
参考文献及び資料提供者・寄付者名簿
編集後記
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