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〈外地〉日本語文学論

サブタイトル1~10
Sekaishiso seminar
編著者名
神谷 忠孝 [ほか]編/木村 一信 編者
出版者
世界思想社
出版年月
2007年(平成19年)3月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
iv,307,20p
ISBN
9784790712589
NDC(分類)
910
請求記号
910/Ka39
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
主要参考文献:各論末
和書
目次

序 「外地」日本語文学を扱うことの意義(神谷忠孝)

第一章 概論
「外地」の文芸―「大日本帝国」の思想・文化史のなかで(鈴木貞美)
外地巡礼―外地日本文学の諸問題(西成彦)

第二章 東アジア地域
西川満論(中島利郎)
「外地」における大衆文学の可能性―台湾文学の視点から(下村作次郎)
張赫宙論―日本語と近代に向かう欲望(南富獄)
湯浅克衛戦後版「カンナニ」私読(奥出健)
植民地下のソウル―梶山季之・田中英光(神谷忠孝)
「夜哨」の世界(岡田英樹)
「満洲文学」からアヴァンギャルドヘ―「満洲」在住の日本人と言語表現(西村将洋)
譲原昌子『朔北の闘い』考―樺太の現実と生い立ちの「記録」(格清久美子)

第三章 南洋・東南アジア地域
「駆け落ち」する妻たち―外間加津美「盆丘の夕映え」を読む(仲程昌徳)
〈外地〉新聞の文芸欄―『爪畦日報』をめぐって(池内輝雄)
ジャワ体験の言説―加藤朝鳥の『爪畦日報』主筆体験と『爪畦の旅』と(木村一信)
〈友愛〉と〈聖戦〉のはざまで―小出正吾論(土屋忍)
寒川光太郎論―南国の光、戦争の影(竹松良明)
戦争を描くということ―寺崎浩の〈外地〉体験(掛野剛史)
マラヤにおける日本語教育―軍政下シンガポールの神保光太郎と井伏鱒二(楠井清文)

あとがき
索引
編者・執筆者紹介