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大東亜共栄圏の文化建設

サブタイトル1~10
編著者名
池田 浩士 編著/高村 竜平 著者/藤井 祐介 著者/藤原 辰史 著者/鷲谷 花 著者/渡辺 洋介 著者
出版者
人文書院
出版年月
2007年(平成19年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
348p
ISBN
9784409520550
NDC(分類)
334
請求記号
334/I32
保管場所
閉架一般
内容注記
折り込地図1枚
和書
目次

はじめに

統治の秘法―文化建設とは何か?(藤井祐介)
文化建設の理念
「擁護」されるべき「文化」とは何か?
大東亜共栄圏の文化建設
「擁護」から「創造」ヘ

シンガポールにおける皇民化教育の実相―日本語学校と華語学校の比較を中心に(渡辺洋介)
日本占領下における教育政策
日本語学校
華語学校
教育現場にみる皇民化政策の実態

花木蘭の転生―「大東亜共栄圏」をめぐる日中大衆文化の交錯(鷲谷花)
戦時上海における『木蘭従軍』
『木蘭従軍』の越境と受容
「国防映画」から「国民劇」ヘ―『木蘭従軍』の転生
翻案されるジェンダー

稲も亦大和民族なり―水稲品種の「共栄圏」(藤原辰史)
帝国の膨張と品種改良―問題の設定
富国―天皇と品種改良
陸羽一三二号の植民地
台湾の蓬莱米
日本植民地育種の遺産―結論

葬法の文明論―植民地朝鮮における土葬と火葬(高村竜平)
日本帝国にとっての朝鮮の伝統
植民地統治下での墓地の問題化
葬法をとおしてみた朝鮮人と日本人
一九四〇年、朝鮮人による朝鮮人の火葬提言
墓と葬法からみた内鮮一体
解放後への影響

「大東亜共栄圏文化」とその担い手たち(池田浩士)
「共栄圏文化建設」の基盤
大東亜の文化体制と文化工作―その基本理念をめぐって
雑誌「東亜文化圏」―「文化人」たちの「共栄文化」
理念・実感・虚構―「文化建設」の三つの層