図書アル グンコク キョウシ ノ ニッキ000049464

ある軍国教師の日記

サブタイトル1~10
民衆が戦争を支えた
編著者名
津田 道夫 編著
出版者
高文研
出版年月
2007年(平成19年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
309p
ISBN
9784874983812
NDC(分類)
916
請求記号
916/Ts34
保管場所
閉架一般
内容注記
和書
目次

はじめに
プロローグ
浅見真吉の「日記」とその経歴

I 日中全面戦争に突入する
昭和一二〈一九三七〉年
「支那は始末におえない国だ」
”銃後の支え”があってこそ
南京占領と泡立つ銃後

II 中国戦線の拡大と「銃後」
昭和一三〈一九三八〉年
前線と銃後、甥と叔父
妻の死と憂愁の秋
武漢攻略戦と真吉の日常

III 泥沼化する戦争、窮迫する国民生活
"昭和一四,十五〈一九三九,四〇〉年"
昭和一四年-「国際情勢は複雑怪奇」
昭和一五年-「紀元二千六百年」

IV 日米開戦、緒戦の勝利と戦局の転換
"昭和一六,十七〈一九四一,四二〉年"
戦争の足音を聞きつつ、日常はつづく
開戦と国民的熱狂、舞い上る天皇
「戦果の放送が遠のいた」

V 不安と疑問の霧につつまれて
昭和一八〈一九四三〉年
大本営用語「転進」と「玉砕」の登場
「絶対国防圏」は決めたけれど

VI 敗色深まり、空襲はじまる
昭和一九〈一九四四〉年
「南太平洋の訣戦苛烈凄槍」
サイパン「玉砕」、中学生、女学生は通年勤労動員に
忍びよるニヒリズムの影

VII 敗戦への道、空襲の日々
昭和二○〈一九四五〉年夏まで
東京大空襲、硫黄島「玉砕」、沖縄失陥
空襲に明け暮れ、戦争に倦み疲れる

VIII 敗戦の秋、天皇崇拝だけは残った
昭和二○〈一九四五〉年
8・15からミズーリ艦上の降伏調印式まで
空襲はなくなったけれど

あとがき