図書目録サバカレタ センソウ ハンザイ資料番号:000049444

裁かれた戦争犯罪

サブタイトル
イギリスの対日戦犯裁判
編著者名
林 博史 著者
出版者
岩波書店
出版年月
1998年(平成10年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
x,308,15p
ISBN
4000009001
NDC(分類)
329
請求記号
329/H48
保管場所
閉架一般
内容注記
参考文献:巻末p7‐15
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

序章 戦犯裁判はどのように議論されてきたのか
戦争犯罪とは何か
BC級戦犯裁判はどのように議論されてきたのか
なぜ十分な議論がなされてこなかったのか ― 戦後日本の平和主義に関わって
本書の意図

第一章 戦犯裁判の準備
連合国の戦争犯罪への取り組み
戦争中の戦犯裁判の準備
連郷軍東南アジア司令部の取り組み
戦争犯罪の捜査の開始
イギリス本国での対日戦犯裁判政策の検討
東南アジア司令部による具体化
戦争犯罪のリスト
戦犯裁判に関わる組織
裁判所の機構と手続き
裁判開始の遅れ
裁判方法の検討
対日協力者の扱い

第二章 戦犯裁判の実施
裁判の手続き
戦犯裁判の開始
住民からの情報収集の促進
スタッフの不足
GHQとの関係
ドイツでの裁判の進行状況
裁判の遅れと軽微な事件の放棄
簡易裁判所問題
態勢の再編
戦犯裁判の終結

第三章 イギリスの対日戦犯裁判の特徴
裁判の概要
住民に対する犯罪を裁いた戦犯裁判
上官の命令
証拠の扱いと容疑者の洗い出し
刑の確認にあたって
裁判官と検察
憲兵隊のケース
泰緬鉄道のケース
朝鮮人と台湾人の戦犯
インド人捕虜の問題
戦犯容疑者の虐待

第四章 イギリスの戦後アジア政策と戦犯裁判
威信の回復
マラヤの重要性
イギリスの戦後マラヤ構想
一三六部隊の活動
マレー半島の一三六部隊
中国系ゲリラ支援の政治的意味
東南アジア司令部とマラヤ連合構想
一三六部隊と戦犯捜査
民衆からの処罰の要求

第五章 裁かれた戦争犯罪・裁かれなかった戦争犯罪
シンガポール華僑粛清
マレー半島の華僑粛清
ビルマの住民虐殺―カラゴン事件
裁かれなかった性暴力

終章 戦犯裁判とその後
戦犯裁判が終って
あらためて戦犯犯罪をめぐって

あとがき

参考文献
索引

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