図書アノ ヒ ヒ ノ アメ ノ シタ ニ イタ000049297

あの日、火の雨の下にいた

サブタイトル1~10
私の横浜空襲
編著者名
加藤 修弘 著者
出版者
社会評論社
出版年月
2006年(平成18年)12月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
262p
ISBN
4784505679
NDC(分類)
210.75
請求記号
210.75/Ka86
保管場所
閉架一般
内容注記
引用・参考文献:p257‐260
和書
目次

はじめに――今なぜ空襲のことを
*
第一章 火の雨を生んだ歴史――戦略爆撃の登場
戦争の現実を見ないところで
戦略爆撃の登場
重慶爆撃のはじまり
一九三九年、「五・三、五・四」空襲
一九四〇年、百一号作戦
一九四一年、隧道大慘案と百二号作戦
遠藤三郎の意見書「重慶爆撃無用論」――上からの目線による上層部批判
日本人の目にうつった重慶爆撃
ヨーロッパ戦線の都市爆撃
やがてブーメランのように
カーチス=ルメイの登場と焦土作戦
*
第二章 火の雨を招きよせた者たち――軍指導者の責任――
軍防空の貧弱と無策
民防空の駆り出し
対米英戦勃発と防空法改定
ドゥーリットル空襲
B29の登場と国民に隠された「空襲判断」
「空襲今や必至なり」
東條の激怒
B29本土空襲の始まり
体当たり戦法
迎撃機は飛ばすな、「分散、遮蔽」せよ
大本営発表
都市無差別絨毯爆撃の開始
決号作戦
横浜空襲と軍防空
そして“国体”を残すためだけに
*
第三章 火の雨に縛りつけた者たち――防空法体制の足枷
防空法の成立と民防空の強化
防空壕
町会と隣組――市民生活の根っこから
言論による包囲網
その時横浜で
*
第四章 あの日、火の雨の下で――一九四五年五月二十九日の横浜
もう一度あの写真から
その朝の我が家
横浜空襲のはじまり
M69焼夷弾――火の雨の正体
平均弾着点〇七九〇五三
東国民学校
黄金町駅の地獄図
炎の海
三春台一帯の壊滅
空襲が終わったあと
母たちの遺体
「数」にさえなれなかった死者たち
最後に――「影」に目を凝らして
*
おわりに
*
引用・参考文献