日本人の海外活動に関する歴史的調査　第４巻　朝鮮篇　３

第十六章　金融の発達
はしがき
第一節　併合前に於ける通貨金融の非近代的狀態と之が近代的改革
一　通貨金融の非近代的狀態
二　近代的改革
第二節　併合後に於ける近代的通貨金融機構の整備進展
一　槪説
二　朝鮮銀行と通貨機構
三　朝鮮殖產銀行と朝鮮に於ける金融統制の問題
四　金融組合の發達と其の意義
五　郵便貯金、簡易保險の資金的意義
六　普通銀行及其他の金融機関
第三節　朝鮮に於ける資金形成の問題
第四節　朝鮮に於けるインフレーションの進展と其の特質
第五節　國際収支

第十七章　財政の發達
第一節　朝鮮財政發達史槪觀
一　併合前の財政
二　第一期（一九一一年ヨリ一九一九年）獨立財政の樹立
三　第二期（一九一九年ヨリ一九三一年）文化統治と財政
四　第三期（一九三一年ヨリ一九三七年）農工併進と財政
五　第四期（一九三七年ヨリ一九四五年）戰爭と朝鮮財政
第二節　租税政策
一　最近朝鮮の國税體系
二　朝鮮の特殊事情と税制
三　關税
第三節　公債金
一　併合當時の借入金と爾後の歳出入關係
二　朝鮮事業公債法による公債並に本法に準じ發行せられた公債
三　公債の發行と償還
四　朝鮮財政と公債政策
第四節　補充金關係
第五節　地方財政の進展
一　道
二　府
三　邑、面
四　學校組合
五　學校費
六　地方財政の發達と内鮮人負擔關係

第十八章　交通通信の發達
第一節　交通
一　鐵道
イ　鐵道の發達
ロ　鐵道の發達と朝鮮產業經濟への寄與
ハ　結言
二　自動車
イ　槪況
ロ　自動車交通事業
ハ　自動車の整備
三　海事
イ　海事行政
ロ　海上輸送
ハ　造船
二　海員
四　航空
イ　航空輸送
ロ　航空保安施設
ハ　航空機工業
第二節　通信
一　併合前に於ける原始的狀態
イ　近世的郵便制度の導入
ロ　電信電話
ハ　日本政府に依る通信施設
二　韓國通信機關の合同統一
ホ　通信事業の監督及機構
二　併合後に於ける通信の發達
イ　通信機關の普及狀況
ロ　郵便逓送の改善
ハ　電信線の擴充整備
二　電信機械の進歩
ホ　無線電信の施設
ヘ　電話の施設と其の改良
ト　警備電話線の施設
チ　放送無線電話
三　通信の發逹と產業經濟への寄與
四　結語

第十九章　土木及治水
第一節　總論
一　土木事業の沿革
二　土木行政の沿革
第二節　土木事業の槪要
一　治道事業（道路工事）
二　治水事業（河川工事）
三　港灣修築事業
四　都市計畫事業
五　上下水道事業