図書ウミ ノ ボヒョウ000049180
海の墓標
サブタイトル1~10
戦時下に喪われた日本の商船
編著者名
三輪 裕児 著者
出版者
展望社
出版年月
2007年(平成19年)2月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
262p,図版[3]p
ISBN
9784885461705
NDC(分類)
683
請求記号
683/Mi68
保管場所
開架一般
内容注記
和書
目次
第一章 英国に学び超えた日本商船~明治維新
明治丸-日本商船員のマザーシップ
廣島丸-ニューカレドニア移民とともに
常陸丸-通商破壊戦争の犠牲
第二章 世界の海への旅立ち~日露戦争
博愛丸-皇后陛下とプロレタリアート文学
福井丸-右近家から「軍神」の誕生まで
笠戸丸-日本とソ連に沈められたイギリス船
信濃丸-日本海海戦
第三章 独Uボートによる通商破壊~第一次世界大戦
徳島丸-通商破壊戦の証人
常陸丸-仮装巡洋艦との遭遇
平野丸-民間人を巻き込む惨害
大福丸-松方幸次郎と金子直吉
第四章 日本の威信と誇りを掲げて~昭和初期
かなだ丸-日本が世界に誇るキャプテン森
らぷらた丸-知られざる文学史の記念碑
長城丸-日本近代建築史の華
淡路丸-満州国皇帝の密航
天草丸-国際連盟脱退
第五章 海を渡るノーベル賞の学者たち~第二次大戦前夜
北野丸-学問の神様のノーベル賞
靖国丸-湯川秀樹と朝永振一郎の旅
第六章 「十二月八日」に向けられた任務~開戦の時
大洋丸-開戦の運命を決定づけた日本の商船
タンカー群-ハワイ奇襲の下支え
【コラム】父への手紙-萬栄丸
辰宮丸-もうひとつの開戦
淡路山丸-太平洋戦争最初の犠牲
【コラム】船舶砲兵とは
第七章 戦争捕虜「悲しみの共有」~太平洋の戦場
鴨緑丸-同じ戦いの犠牲者として
りすぼん丸-掲げられた謎の日の丸
【コラム】「阿里山丸」の悲劇
あとがき
参考文献