図書目録フウウン資料番号:000049128

風雲 下

サブタイトル
児玉誉士夫著作選集
編著者名
児玉 誉士夫 著者
出版者
日本及日本人社
出版年月
1972年(昭和47年)12月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
34,498p 図版8枚
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Ko18/3
保管場所
閉架一般
内容注記
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

児玉誉士夫小論(林房雄)
*
われ、かく戦えり
『われ、かく戦えり』復刊に当って(著者)
供述書
幼年から少年へ
父と二人で
家を出て
朝鮮での生活
少年工の血を燃やすもの
生活を一転、国家主義団体へ
思想犯として最初の入獄
ロンドン条約と激動する日本
軍国主義時代への導火線
急速に成長する国家主義団体
二度目の入獄と満洲事変
軍国主義化と国家主義団体の便乗
満洲建国と関東軍軍閥化の兆
五・一五事件と革新運動
三度目の獄中生活
軍閥形成の捨石となった革新運動
府中での服役と内外情勢
二・二六事件と背後の謎
軍部に盲従する右翼
支那事変の勃発と抗日思想
崩壊しつつあった皇軍
近衛声明と汪氏の和平通電
新中国を知らぬ日本人
全面和平はできぬ相談
上海租界と中国国民性
平沼内閣総辞職と日英会談
抗日運動と中国少年の激しい敵意
大陸における思想戦の敗退
第二次欧洲大戦と東亜連盟
日・独・伊軍事同盟と反米・英
汪政権と重慶政府の二面交渉
南京の哀愁
皇道は侵略思想ではない
布告「派遣軍将兵に告ぐ」
興亜同盟と栗饅頭
日・米交渉と米国案をめぐる謎
上海に物資購入機関を設置
海軍経理部の資金僅か二十万円
開戦の朝、南京の静寂
確信なき戦争、艦船中心主義の海軍
一時的勝利に陶酔する国民
推薦選挙制と議会の私有化
総選挙の最中の東京初空襲
始めた戦争は勝たねばならぬ
隠されたミッドウェイ海戦の惨敗
緒戦の戦果に陶酔した日本
陸・海軍の暗闘――醜い物資争奪
航空、艦政の対立とアッツ島玉砕
国内政治の悪習慣と南方戦線
忠霊顕彰塔の建設
軍需省の設置と生産力の漸減
不能になった南方の物資輸送
戦時統制経済の失敗
恐怖政治と国民の心理
小磯内閣と軍需物資の欠乏
戦争指導の失敗と国民の過重な負担
米B29機の沖縄、上海爆撃
和平を希望されていた天皇
レイテ敗戦と空軍基地の後退
米軍の比島上陸と惨憺たる台湾
台湾の海軍航空戦力僅か三十余機
二個の握り飯を貰う若桜
根本から失敗だった支那事変
三月十日、恐怖の東京空襲
連合艦隊の健在を信ずる国民
小磯内閣の総辞職と繆斌事件
物力伴わぬ精神力の空しさ
死を決して突入する若人の心情
致命的打撃を受けたB29の空襲
本土決戦に動員した数十万の兵
官僚意識の弊害に泣く
原爆から降伏の大詔まで
責任と恥を知る武人
大詔の後に痛憤の事件
敗戦後の東久邇内閣
米軍の進駐に敗戦を悟る
かくて大東亜戦に敗れる
巣鴨拘置所の鉄窓から
*
鼎談 時局の源流を斬る
日米相互協力の経済体制は宿命
中国国民を相手とせよ
台湾への道義こそ先決
平和憲法は定着せず
天皇と天皇制について
真に人間天皇の顕現へ
アジア改造論への発展
大西郷は出現しないか!
南北朝鮮を考える―解決したい民族の悲劇
成長発展する韓国
十月十七日の朴韓国大統領宣言に惟う
*
評論・対談篇
民族運動の三流主義
国粋主義の系譜
アジアの民族的使命について
甦れ日本のこころ
民族運動の根幹は“恋闕の心”
誰か知る中国の心
美のこころ
至人武断
対談 政界の黒幕談義―大宅壮一氏
対談 七〇年代の危機を前に―遠藤周作氏
*
詩歌篇
民族の歌
大西郷
若いうちだよ
憂国
*
随筆 釣り三題
釣り三題
支笏湖の釣り
宇佐美港から
*
追悼文篇
宮島詠士先生の教訓
「笠木良明遺芳録」序文
恩師河相達夫先生を偲ぶ
大野先生は本物の政治家だった
最後の政党人・川島先生
寂寞の感拭い難し―川端龍子先生を悼む
あとがきに代えて

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