風雲　中

児玉誉士夫小論（林房雄）
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1　じっと見ておれ、モノにならんぞ！
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2　少年工は奴れいだった
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3　放浪
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4　朝鮮よ、さようなら
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5　赤旗への反撥
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6　労働者の一人として
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7　右翼入門
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8　天皇に直訴
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9　大動乱の前夜
革新的な国家主義の台頭
浜口首相撃たる！
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10　短刀ひと振り進呈！
鬼をもひしぐ警部どの
とうとう未決監入り
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11　火を噴くアジア
満州事変と十月事件
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12　大陸・満州をめざして！
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13　満州建国は成ったが
満州国ついに誕生す
満州国は属国にあらず
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14　五・一五事件と世論
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15　銃口をわが胸に
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16　ふしぎな場所での再会
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17　獄中感あり
万巻の書に埋もれて
童心に還る
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18　かくて革命は成らず
西郷さんを見習え！
この仕事に生きがいを
軍閥の相剋対立
錦旗革命はなぜ失敗したか？
惜しむべし北一輝先生の死
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19　あやまてる軍閥
日本塾から二月会へ
失われた軍規
風は吹く吹く、娑婆の風
蒙古の涯にも娑婆の風
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20　難産の汪政権樹立
参謀本部の秘密命令
松岡外相を説得
汪先生の手のひら
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21　江南に春はきたが
拳銃の出所をつかれる
初恋とは、かかるものか
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22　太平洋戦争の前夜
隠されたアメリカの提案
不可解な近衛さん
両手に操る右翼と左翼
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児玉機関生まる
見送る艦載機
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24　使命遂行に最善をつくす
即決主義でゆく
河相さんの忠言にしたがう
上海にも危機きたる
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25　死中に活を求めて
中国と中国人を知る
匪賊団との提携に成功する
どぎもを抜かれた蒙古あらし
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26　海軍の西郷さん
死は常に目前にある
泰然自若のこの態度
任侠の人に協力をもとめる
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27　八千万を泣かした八月十五日
頽勢は阻止しきれず
意外！無血進駐
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28　武人にふさわしい最期
なにも言うな
空から弔う最後の戦闘機
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29　豪雨のなかに散る
滅びゆく日本とともに
生命の涯
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30　故友ふたたび還らず
長居は無用
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31　マ元帥と東久邇首相をだました内閣参与
マ元帥への橋渡し
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32　陛下は戦争の全責任を負われようとした
民意の機微を知らねば
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33　東久邇内閣は短命に終わった
A級戦犯容疑で逮捕さる
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34　戦犯という名の標的
外は憎悪と怒りの嵐だった
石をもて打たれるよりも！
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35　檻のなかの東条さん
勝者にも慈悲がほしい
正義と人道の真理をつく
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36　夜中にかじる大根の味
雑草のなかのジャガ薯
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37　裁く者より裁かれる者こそ
軍事裁判は公正だったか
生きて恥辱を受けるより
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38　巣鴨にも白ネズミがいた
真夏に冬の軍服すがた
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39　勝者と敗者の対決
横着な奴だが
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40　水仙の花に心眼を開く
仕合わせは生か！　死か！
所内寂として声なし
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41　巣鴨の外にも自由はなかった
野放しとなった赤の勢力
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42　追放と釣三昧
素っ裸の気軽さ
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43　鳩山さんと辻老人
国家再建のためなら
熱意にほだされて
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44　その責任は自分にも
条件はただ一つ
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45　この人を是が非でも
非情軽薄な政界
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46　山に上がった鯨
萩原さんの助け船
鳩山さんの象徴（あれ）
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47　政治家としての三木武吉老
いじめ抜かれた鳩山さん
碁は下手くそだが
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48　政治も、また岡目八目
三木総参謀の誤算
問題の鳩山・広川会談
三木老の心残り
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49　保全問題の発端
金のないのが珠にキズ
思わぬ不覚！
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50　砂をかぶった三木老とじぶん
被告はべつにいる
金がかかる選挙の罪
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51　びんぼうクジを引く
日月おなじからず
強談など、とんでもない
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52　人を食ったおやじ
対照的な三木老と鳩山さん
昔の敵、いまの味方
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53　保守合同も意味なし
鳩山内閣に命をけずる
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54　軍師ふたたび起たず
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55　総裁公選の教えるもの
のらりくらりの石井さん
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56　証文はこうして生れた
政治家は当てにならぬ
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57　トンビに油揚げ
とんだ思惑ちがい
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58　泣くに泣けない岸首相
罪は政党が国民か
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59　てんやわんやの総裁公選
総裁・総理の分離案
ひと晩でドンデン返し
おのれの面に泥をぬるな
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60　暗殺と集団暴力を生まぬ政治を！
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61　結語として
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補遺