激動の昭和スポーツ史 5
●カラー
人間ドラマをにじませた黒獅子旗
都市対抗は昭和2年にはじまった
ロス五輪は優勝ソウル五輪は2位
平成元年のチャンピオン
夏の都市対抗野球名物・熱狂の応援風景
仕事と野球と……みんな情熱を傾けた
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●モノクロ
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[都市対抗野球誕生前史]
天狗クラブ/横浜タイガース/鉄道局チーム/大毎野球団など
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[昭和2年]
その名も黒獅子旗
初優勝は大連満倶
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[昭和3年]
スター登場・久慈次郎と岩瀬(谷口)五郎/大連実業団チームが優勝
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[昭和4年]
人気沸騰
大連満倶が黒獅子旗奪回
つわものどもが夢の跡・元大連実業団グラウンド元大連満倶球場
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[昭和5年]
出場チーム
栄冠ついに東京代表に
外地チーム・台北、大連、平壌
昭和5~6年は都市対抗野球の黄金期
有名人もきた・スタンドは連日超満員
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[昭和6年]
第5回大会の名選手群像
2大豪傑・宮武三郎と渡辺大陸
4強時代・東京クラブ、名鉄、全大阪、大連満倶
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[昭和7年]
全神戸が奇跡の優勝
決勝戦の慶大OBたち
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[昭和8年]
スター選手たち・久慈次郎、武田可一、大岡虎雄、上野精三
ファン三態
東京クラブ快進撃
出場チームと猛者たち
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[昭和9年]
全大阪、粘りの優勝
感動のホームイン
八幡の猛者・製門定期戦
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[昭和10年]
前川八郎、涙の球戦
東京クラブが最後の優勝
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[昭和11年]
黒獅子旗、関門を渡る
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[昭和12年]
負けじと八幡製鉄
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[昭和13年]
後楽園元年
優勝・藤倉電線のエース
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[昭和14年]
藤倉連覇
2大スター健在・久慈と大岡
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[昭和15年]
全京城が悲願の優勝
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[昭和21年]
戦後1年目ヒーローの中原宏
復活年の代表的チーム
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[昭和22年]
岐阜大日本土木が連覇
初の天覧試合
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[昭和23年]
開会式にマーカット少将
西日本鉄道が優勝
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[昭和24年]
火の玉投手・荒卷が大活躍
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[昭和25年]
全鐘紡時代の幕開け
活躍つづけた名選手たち
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[昭和26年]
全鐘紡が異色の南海土建を破って連覇
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[昭和27年]
大阪代表・全鐘紡が3連覇
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[昭和28年]
14年ぶりに東日本に・吉原大昭和製紙
橋戸賞に19歳の黒柳
石井と徳丸
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[昭和29年]
八幡製鉄が涙の優勝
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[昭和30年]
全鐘紡が4度目の優勝
第1回アジア大会の全日本チーム
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[昭和31年]
横浜・日本石油が優勝・エース藤田元司
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[昭和32年]
東京・熊谷組が悲願の優勝
ヒーロー登場・古田昌幸・堀本律雄、島津四郎
村上峻介投手が完全試合
全日本チームが世界アマチュア野球大会で優勝
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[昭和33年]
話題の投手たち・足立光宏、井洋雄、長島康夫、北川芳雄
日本石油が奇跡の逆転劇
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[昭和34年]
松山・丸善石油に凱歌
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[昭和35年]
大沢監督絶妙采配光って熊谷組の勝利
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[昭和36年]
実力派投手そろって日本石油3年ぶり優勝
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[昭和37年]
横浜・日本石油が連覇
佐々木投手が一世一代の快投
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[昭和38年]
京都・積水化学が勝った
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[昭和39年]
殊勲賞・黒江
日通浦和の勝利
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[昭和40年]
小弓場の力投で大阪・電電近畿
話題の投手・(清沢俊彦/平野年明/田端謙二郎)
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[昭和41年]
ルーキー平松政次
鬼神のごとき熊谷組・古田昌幸
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[昭和42年]
日本石油が同一チーム5度優勝の金字塔
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[昭和43年]
無念の幻のホームラン
姫路・富士鉄広畑が初優勝
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[昭和44年]
千葉・電電関東が台風下の勝利
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[昭和45年]
富士大昭和「奇跡のジャンプ」
安田と橘谷が感動の投げ合い
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[昭和46年]
渋味満点の新日鉄広畑
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[昭和47年]
完封記録
初優勝/浜松・日本楽器
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[昭和48年]
破壊力みせつけた川崎・日本鋼管
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[昭和49年]
2大投手・萩野友康と山口高志
優勝旗は津軽の海を越えた・白老大昭和北海道
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[昭和50年]
人生の縮図・電電関東の優勝
名物ホームラン男・高梨英夫
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[昭和51年]
大波乱大会の勝者は川崎・日本鋼管
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[昭和52年]
史上初のサヨナラ本盗
神戸製鋼優勝
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[昭和53年]
話題の選手(木田勇/福間納)
東芝が感激の初優勝
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[昭和54年]
ホームラン・ブーム
三菱重工広島が初出場初優勝
話題の選手たち(中屋/大町/石毛/金光/中屋/菊地)
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[昭和55年]
異例・秋の大会で10年ぶりに富士大昭和
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[昭和56年]
スターなきコツコツ野球の勝利・電電東京
プロ入り選手続出(上川/金森/中西/南牟礼/正田)
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[昭和57年]
和歌山・住友金属が14回目の夢実現
石井毅─嶋田宗彦のバッテリー
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[昭和58年]
川崎・東芝が2度目の優勝
宮崎剛が親子二代の橋戸賞
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[昭和59年]
横須賀・日産自動車が初優勝
栄光のベストナイン
ロス五輪で全日本チーム優勝
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[昭和60年]
最多出場の日本生命が悲願の初優勝
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[昭和61年]
名門チーム復活/日本石油が19年ぶり優勝
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[昭和62年]
創業100周年・社名変更の浜松・ヤマハがメモリアルV
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[昭和63年]
新時代/76万人動員の「ドーム大会」
ソウル五輪は全日本チーム無念の2位
優勝チームの歴史
栄光の4賞受賞者
各大会の優勝の歴史
社会人野球ベストナインの歴史
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[平成元年]
まずプリンスホテルが制覇・東京スポニチ大会
次の狙いは「都市対抗制覇」
仕事と野球と……
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〈表紙〉(久慈次郎)