図書目録ヘイワ ワ タイクツ デスカ資料番号:000048861

平和は「退屈」ですか

サブタイトル
元ひめゆり学徒と若者たちの五〇〇日
編著者名
下嶋 哲朗 著者
出版者
岩波書店
出版年月
2006年(平成18年)6月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
xii,170p
ISBN
4000247085
NDC(分類)
319
請求記号
319/Sh52
保管場所
閉架一般
内容注記
雑誌「世界」(2004年6月‐2006年3月刊)に不定期に連載したものを大幅に加筆し書き直したもの
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

はじめに 戦争体験を「新しく伝える人」になるために
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第1章 こうして平和が嫌いになった
言葉がこころに届かない/戦争? したっていいじゃん/戦争体験者の話は「退屈」─青山学院大学附属高校入試問題事件/平和学習の限界/平和学習とは?─自らの体験を通して/「金網の壁」のような断層/
基地の町から─与勝高校生の「次へ伝える」表現の獲得/イラク戦争と沖縄戦がつながった
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第2章 「いのちの仕事」とは──元ひめゆり学徒隊員との出会い
出会い/「虹の会」が目指すもの/平和って何ですか?/「私」はなぜここにいるのか/「虹の会」をやらなければよかったねえ/去っていく若者たち/ひめゆり平和祈念資料館来館者の感想文が語る「いのち」
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第3章 青春のジェノサイドの現場に立って──戦死した多くのいのちに「私」一人のいのちが重なる
「私たちの後はない」とひめゆりの人々は言った/フィールドワーク・青春のジェノサイドの現場を歩く その1/どうぞ遠慮なくズケズケ訊いて─魂をえぐられる思いで/フィールドワーク その2/
戦争を体験しない者に戦争の体験は「思い出せない」か/頭ではなく、こころで思い起こすことから
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第4章 若者たちが考える「犬死に」──言葉の置きかえは優しさといえるか
ふたたび遅いかもしれない/集団自決のこころの体験者として生き、伝える人/私は軍国教師でした/こころに「犬死に」を刻む/「犬死に」のほんとうの意味は/
靖国神社、韓国独立記念館、中国南京大虐殺記念館を訪れて─資料館を見るときは「ストーリー」に気をつけよう/泣いてはいけない
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第5章 平和を鍛える──戦争の記憶は継承できる
発表だ、どうしよー/発表会の日
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第6章 戦争体験を学ぶ「楽しみ」
新しい風景/沖縄戦以外の戦争へつながる─次のステップへ/ふたたび加害者とならないために/留学生たちからの問いかけ
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終わりのない「いのちの仕事」 結びの言葉に代えて

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