図書目録ワカバヤシ トウイチ チュウタイチョウ資料番号:000048839

若林東一中隊長

サブタイトル
編著者名
毎日新聞社 編者
出版者
毎日新聞社
出版年月
1945年(昭和20年)2月
大きさ(縦×横)cm
18×
ページ
3,3,176p
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/W17
保管場所
閉架一般
内容注記
小國民版
昭和館デジタルアーカイブ
和書
目次

一、若林中隊最後の日
この時にすべてを捧げん
三つの大信念のもとに
この部隊長、この部下
斬り込みしまま姿は見えず
恨み深し、見晴臺の血戰
二囘にわたり輝く個人感状
*
二、若林東一少年
父母が揃つて同じ初夢
有難いいはれのある「東一」の名
お祖母さんの深い愛情
全甲を續けた六年間
母はきびしい愛のしつけ
大金を持つて夜道のお使ひ
五年から中學に入學
山のお宮へ夜毎お参り
常に神と共にあり
「お面」一点張りの実戰主義
胸に描いた若林総理大臣
新兵となつて新しい出発
*
三、二等兵から下士官へ
選ばれて陸軍教導學校に
「日本一りつぱな下士官」
親しみ尊敬された勉強家
室内を一人で雑巾がけ
母隊を愛する心
榮誉に輝く教育総監賞
*
四、下士官から將校へ
豫科士官學校へ晴れの入學
常に同級生の先頭に立つて
明けゆく市ケ谷臺の朝
日曜日こそ樂しい勉強の日
ある日の数學の時間
父の靈前に校長閣下のお言葉
選ばれて名誉の指導生徒
弟をかばふ兄のやうに
戸山が原の機関銃教練
習志野野營演習の斥候戰
三重の光榮に輝く卒業式
相武臺が迎へた第一回生
三度輝く陸軍生徒最高の榮譽
静岡全市を包んだ焔と煙
猛火のなかへ若林小隊出動
燃える陸橋上に子供の泣き聲
*
五、香港作戰の感状部隊
大陸の戰野を目指して
中隊長就任の初訓示
堅壘にらんで白兵戰演習
もののふは名をこそ惜しめ
つひに開戰の時は來た
目指す香港一番乗り
初陣の譽・貯水池敵陣奪取
捕虜の敵将まで感歎の聲
部下の英靈とともに
アンボン島に敵前上陸
*
六、ガダルカナルの血戰
第一次、第二次ソロモン海戰
形勢やうやくわが軍に不利
見晴臺附近を占領の命令
密林の中に発見した尊い姿
彈藥も食糧も補給続かず
悲しき密林の土葬
飛行機と彈藥さへあれば
夜ごと「決死不死」の斬り込み
「糧なき春の勝ちいくさ」
手兵わづかに十数名
*
七、後に續くもの
任務を終つて轉進作戰
「この島で死なせて下さい」
ガダルカナル以後
若林中隊長の信念を胸に
火と燃ゆるわれ等の決意
*
表紙・挿繪(高井貞二)

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