図書タタカウ テツドウ000048800

戰ふ鐵道

サブタイトル1~10
決戰下の輸送作戰
編著者名
大政翼贊會宣傳部 編者
出版者
大政翼贊會宣傳部
出版年月
1943年(昭和18年)5月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
3,94p
ISBN
NDC(分類)
686
請求記号
686/Ta24
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
和書
目次

はしがき
*
戰爭と輸送
大運送と小輸送
例へばなぜ果物が出廻はらぬのか
輸送力の不足するかわは?
運ばねばならぬ物の量
緊迫輸送とは?
輸送あつての物
乗物の混雑するわけ
今までの旅行は
近代戰は輸送戰
敵以上の弾丸と食糧を前線へ
物は輸送してこそ役立つ
*
戰ふ鐡道
陸上輸送の使命
軍需輸送は待つたなし
船舶の代りをする陸上輸送
船舶貨物は貨車輸送の平均を長くする
國内資源の輸送は陸運で
海外資源の輸送は船舶で
今は國内資源による時
國内資源の開發には先づ輸送力
資源は多くは山間僻地にある
生産、輸送、消費を圓滑に
臨時緊急の輸送は計畫輸送を困難にする
近距離貨物は輸送力を低下さす
人の輸送と物の輸送
關係者以外に判らぬ輸送の苦心
計畫輸送のやり方
戰ふ鐡道従事員
輸送の完璧のかげに
夜勤の多い従事員
操車場の勞苦
第一線勇士に劣らぬ従事員
前線を偲んで能率増進
輸送設備の繰廻し
貨車の不足をどうするか
貨車に空間を作るな
遠廻りでも空いている線路で
「かもめ」や「さくら」はなぜ發止されたか
勝つために一瓲の輸送力も國家目的に
*
戰ふ鐡道の最高戰略
戰時陸運非常體制
海上輸送を陸上輸送に移す餘裕は?
輸送施設の増加だけでは間に合はぬ
積載量の多い貨車の新造
輸送力の經濟的な使ひ方
陸と海との輸送の分擔
日常生活品は近くの産物で間に合はす
どんなものが陸上輸送へ廻されたか
荷受の場所を陸運に都合よく
*
戰時陸運非常體制下の旅行
旅客輸送にはどんな手を打つべきか
定期旅客の激増
長距離旅客の増加
不急旅行をどうして抑へるか
旅客輸送力を貨物輸送へ
列車ダイヤを客車より貨物本位に
運賃による抑制
切符の發賣制限
旅行の許可制と切符制
旅行制限は國民の協力が唯一最善の方法
客車の種類を減じて収容力の増加を圖る
通勤時刻の計畫的構成
特定時間に特定列車の運轉
抑制で浮かした輸送力の利用
*
其の他の陸運
*
輸送は國民全體の責任
一瓲の節約はそれだけ多く武器が送れる