立川駅百年
口絵
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『立川駅百年』によせて
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立川駅百年をお祝いして
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記念誌『立川駅百年』発刊を祝して
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序
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一、鉄道の起こり
ソリ道から鉄道へ
蒸気機関車の発明
わが国の鉄道
“鉄道へ”多摩の願い
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二、多摩と東京を結ぶ
甲武馬車鉄道計画
四月の桜に合わせ
砂川源五右衛門
活発化する用地買収
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三、鉄道敷設につくした人々
素封家が駅用地を寄付
桑畑の真ん中の立川駅
東奔西走した雨宮敬次郎翁
甲武鉄道株主の面々
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四、甲武鉄道の開業
新宿~立川は下等二十二銭
難事業だった鉄橋工事
用水の引込みから北川に駅舎
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五、駅前の繁栄
二十年間で人口は二倍に
立川村十二景…立川駅前千本桜
達川村十二景…今も残る老舗ののれん
駅前の土地は坪三円─大正七年頃
塚善で大正天皇ご昼食
煙草工場進出で活気づく
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六、甲武鉄道から中央本線へ
中央本線は軍事線
甲武鉄道の役員たち
堤康次郎の鉄道進出
鉄路を飾った蒸気機関車
鉄道会社は花形の職場
進む電化
画期的な自動連結機
愛された中央線鉄道唱歌
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石灰石と青梅鉄道
青梅鉄道事始め
小作駅設置反対で連判状
地場産業の発展に貢献
停車場建設へ多額の寄付金
立川駅に降りた文人達(I)
立川駅に降りた文人達(II)
『私の中の道』─馬場啓さんの著から
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八、五日市鉄道と砂利線
不景気の中での難事業
だるま市に人を運ぶ
昔日の名残り今に留め
多摩川の砂利採掘事業
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九、南武線で川崎と結ぶ
砂利鉄道として大正九年に出願
川崎大師や長十郎梨
野沢踏切の発心地蔵
東立川駅付近の紅灯街
立川小唄
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十、いろいろな交通機関
八百屋音吉の人力車
自転車は京都から
リヤカーで商売に革命
立川のバス六十年の歩み
牛が飛行機を運ぶ時代
立川に貨物自動車
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十一、発展する立川の街
関東大震災が契機に
町制機に発展の一途
全国一誇る砂川の桑苗
駅南口 耕地整理の大英断
食品市場や青果市場
南口の原野に製永会社
火の見櫓で消防団が力を誇示
来年は立川市制五十周年
立川商圏の拠点
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十二、産業と教育の振興に貢献
普済寺内に蚕種検査所
子安農園立川養豚場
曙町に東盛舎牧場
フキヌキに荷物集積
村をあげての府立二中誘致運動
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十三、飛行場と立川駅
杉の葉で作ったアーチ
第五大隊移駐に盛大な歓迎
大正天皇の御大葬(喪)
昭和天皇の行幸
立川駅から出征 再び祖国の土をふめず
青梅線、機密保持によろい戸
青梅線架線と飛行機事故
飛行場による出水と緑川
内田百間先生 駅と飛行機の思い出綴る
北杜夫著『楡家の人々』から
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十四、激動の時代
川合玉堂の疎開日誌
鉄道と空襲
闇市と米軍慰安婦
アメリカ軍基地返還される
「心に杭は打たれない」砂川町民の基地返還闘争
青梅事件
『三多摩大鑑』に描かれた立川
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十五、鉄道と文化・橋
旅の楽しみ駅弁
立川に架かった橋
渡しからモノレールへ
原田重久さんの『むさしの有情』から
歴代立川駅長
国鉄からJRへ
立川駅の1日
年表