図書センリョウ ノ キオク キオク ノ センリョウ000048587
占領の記憶/記憶の占領
サブタイトル1~10
戦後沖縄・日本とアメリカ
編著者名
モラスキー マイク 著者/鈴木 直子 訳者
出版者
青土社
出版年月
2006年(平成18年)3月
大きさ(縦×横)cm
20×
ページ
395,29p
ISBN
4791762207
NDC(分類)
910
請求記号
910/Mo22
保管場所
地下書庫和図書
内容注記
原タイトル:The American occupation of Japan and Okinawa:literature and memory 参考文献:巻末p8‐29
和書
目次
日本語の読者への前書き
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謝辞
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イントロダクション――焼跡と金網
歴史としての日本占領
日本本土の文学と批判にみる占領
沖縄――前近代の王国から日本の一つの県へ
沖縄戦とアメリカの占領――一九四五――七二年
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第一章 無人地帯への道
「アメリカン・スクール」における言語・風景・ジェンダー
「カクテル・パーティ」におけるジェンダー、歴史、被害者性の構築
事実と虚構
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第二章 文学に見る基地の街
「オキナワの少年」
「青ざめた街」
「混血児」とコザの再生
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第三章 差異の暗部
戦後日本における黒人たちの表象
「飼育」における人種とナラティヴのアンビヴァレンス
真実を報告すること、動機を想像すること――松本清張「黒地の絵」
抵抗の詩――新川明「有色人種」
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第四章 戦後日本の表象としての売春
特殊慰安施設協会
RAA以降の売春
売春と日本の出版業界
『日本の貞操』/『女の防波堤』
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第五章 両義的なアレゴリー
「遠来の客たち」における世代差の論理
売春とその他の堅気の仕事――「オンリー達」
階級と落伍者たち――「基地の女」
「北海道千歳の女」における結婚、金銭、欲望
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第六章 内なる占領者
占領を再生産する――「人間の羊」
物語としての文体――「アメリカひじき」における語りの技法と記憶
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エピローグ――ポスト・ベトナム時代の占領文学
ベトナム戦争後の沖縄文学
三枝和子『その冬の死』
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注
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参考文献
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索引