東京・銀座私の資生堂パーラー物語
- サブタイトル
- 編著者名
- 菊川 武幸 著者
- 出版者
- 講談社
- 出版年月
- 2002年(平成14年)5月
- 大きさ(縦×横)cm
- 20×
- ページ
- 237p
- ISBN
- 4062109654
- NDC(分類)
- 673
- 請求記号
- 673/Ki27
- 保管場所
- 地下書庫和図書
- 内容注記
- 銀座とともに100年‐資生堂パーラーの歩み:p226‐231
- 昭和館デジタルアーカイブ
はじめに
*
第1章 銀座に「懐かしくて新しい名所」が誕生
四年ぶり――忘れられたのでは?
大きく変貌を始めた銀座
お客さまから挨拶をされて
「見物コース」も好評
時代を超え、世代を超えて愛されて
女性客に親しまれてきたパーラー
出会いと対話の場「ワード資生堂」
懐かしい吹き抜けを四、五階に再現
一〇〇年の味を守り、新しい挑戦も
「プラザ」から新進気鋭の才能を発信
*
第2章 修業時代と忘れえぬ人々
華やかな銀座で勤められると心うきうき
オーケストラボックスがあったモダンな吹き抜け
銀座の「目新しくて高級」なイメージの先駆け
求人広告は「美男子求ム」
「泣き方がたりない!」と先輩の叱咤(しつた)
慣れない敬語を何度も練習
お客さまは恋人――おもてなしの心得
チップを十年間くださった粋(いき)なお客さま
チキンライスが好物だった池波正太郎さん
皇太子殿下のおもてなしにガチガチ
「死ぬまで勉強だ」と教えられた中村勘三郎さん
パーラー流サービスと菊川さん――(資生堂社長・池田守男)
*
第3章 パーラーは、今も昔もすてきな出会いの場
時代の変化を先取りする銀座
銀座は毎日がファッションショー
音楽は銀巴里(ぎんパリ)、テネシー、ACB(アシベ)
成功率の高いお見合いの名所といわれて
私の結婚もパーラーが縁
文人墨客(ぼつかく)が集まるサロンとして
波野久里子(なみのくりこ)さんが大好きだった新橋芸者衆
小説やエッセイに登場するパーラー
いつの時代も銀座とともに――(資生堂名誉会長・福原義春)
*
第4章 「美食同源」をめざして
化粧品の資生堂がなぜレストランを?
創業の原点は西洋風の調剤薬局
なぜ銀座が創業の地だったのか?
薬品、練り歯磨、そして化粧品へ
進取の精神で初のソーダファウンテンを開業
日本風西洋料理のスタート
ミートクロケットの誕生
コロッケは立派なフランス料理
パーラーの礎(いしずえ)を築いた高石●之助(えいのすけ)さん
料理に挑戦してきた歴代のシェフ
時代は変われど定番メニューのレシピは昔のまま
フランスの三つ星レストランとパーラーの違い
和洋のサービスのよいところを融合
芸者さんに鍛えられた接客サービス
好感のもたれるテーブルマナーを伝えて
*
第5章 最高のおもてなしにこだわって
全国に数百ある「銀座」は今?
沖縄海洋博にパーラーを出店
オープンしても閑古鳥(かんこどり)、営業にひた走る
沖縄でパーラーの味を
山口百恵さんの結婚が転機に
メセナの発想は大正時代から
銀座の商法とは?
「福原のおばあさん」
お客さまのお名前で迎えること
歌舞伎やスポーツなど、話題を常に勉強
パーラーに求められるサービスのレベル
いつも笑顔を大切に
*
おわりに
銀座とともに一〇〇年――資生堂パーラーの歩み
伝統のメニューに挑戦してみませんか
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