沖縄軍司令官牛島満伝
序(金丸三郎/神田正種)
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一 生いたち
誕生
泣こよかひっ跳べ
外どんどんの内めぐり
とんぼとり
高見学舎
一中っぽ
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二 武人への歩み
熊本陸軍地方幼年学校
陸軍中央幼年学校
恩賜の銀時計
青山生活
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三 初陣
シベリア出兵
陸軍歩兵学校教官
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四 後輩と共に
善通寺連隊
“天保銭”の配属将校
一中職員録
火鉢会議
授業風景
応援団長軟禁事件
生徒とともに
すずめうちとえびとり
母校をあとに
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五 雌伏の時代
検閲計画書
ヤワラシゴキ
候補生野球チーム
歩哨と幽霊
乗馬“夏川号”
下関の生活
率先垂範
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六 永田町官邸
異例の人事
床次竹次郎の資本主義談話
副官官邸にて
二・二六事件の朝
ミヤさん
官邸その後
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七 北満出陣
二・二六事件始末記
教え子の激励
寛甸にて
古兵と新兵
一分間訓示
にわとり料理と魚の目玉
会者定離
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八 郷土部隊長
郷土部隊へ
将官ラッパ
草牟田の宿舎
夏蔭城趾にて
先輩と後輩
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九 第六師団と共に
日支事変出動
戦線への道
緒戦に輝く六師団
●州(たくしゅう)保定会戦
正定城攻略
●沱河(こだが)渡河
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一〇 杭州湾上陸
新しい戦線へ
杭州湾
早暁の上陸戦
ぬかるみ行
前進
将軍とサトウキビ
快速部隊
行軍また行軍
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一一 中支の戦野
南京城の攻撃
蕪湖にて
武漢三鎮へ
惜別の涙
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一二 市ケ谷台
文武の道
郷土愛
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一三 北満のおやじ
野戦兵団長
猛吹雪の冬季演習
虎林閑日月
虎林の春
公主嶺学校長
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一四 陸軍士官学校長
人の和
ノーふんどし行軍
保証人と五島いか
訣別
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一五 沖縄軍司令官
第三十二軍司令官
決戦への体制
米軍ついに沖縄に上陸
首里撤退
雲流れる果てに
火焔放射の中で
摩文仁の丘
軍司令官自決
運命を共に
黎明の塔
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一六 家庭にて
よき家庭人
別れ
わが夫わが父
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〔附録〕
牛島満 年譜
牛島家 系譜
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あとがき