自動電話交換二十五年史 上巻
〔第1編 総説〕
序説
自動交換開始以前に於ける本邦電話沿革の概要
自動交換機の発展
電話普及状況
自動交換機発明者に関する挿話
黎明期(大正12年震災直前迄)
創設期(昭和4年迄)
京浜の電話復興に自動交換方式採用決定の経緯
ステップ・バイ・ステップ式に決定の理由
自動交換採用に伴う技術的諸準備
自動交換機採用に伴う業務的諸準備
装機工事の計画及び実施
開局及び其の直後の状況
自動交換の採用と経済上の諸問題
中小都市自動化標準設定及びラインファインダの採用
成長期(昭和13年迄)
大都市電話網の再検討及拡張計画
自動交換機の国産化の伸長
民間請負に関する事項
其他自動交換機の普及発達状況
戦争時代(昭和20年迄)
支那事変突入
統制の強化と代用品の使用
外地における電気通信事業対策
拡張の中止、逆收式、国防電話局の開設
戦時中の人事対策
戦時中の被害状況
戦後
終戦直後におけるサービスの状態
復興及び改善
製造工業に関する諸問題
結言
最近の諸外国の情勢
電気通信省の発足及び養成訓練機構の変遷,学園制度,C.C.Sの機構
本邦自動交換に対する将来への課題
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〔第2編 技術〕
総説
我国に使用せられた自動交換方式の種類
我国に使用せられた自動,手動連絡方式の種類
自動交換機機素
継電器
単運動スイッチ
二運動スイッチ
抵抗
蓄電器
中継線輪
金属整流器
ランプ
ダイヤル
H形フューズ
各種交換方式
概要
A形自動交換機及び同附属装置
H形自動交換機及び同附属装置
S.B形自動交換機
T形自動交換機及び附属装置
小自動交換機
自動式従局用交換機
市内接続用自動手動連絡装置
スイッチ及び中継線数の算出
トラフイック理論
呼数の観測
スイッチ及び中継線数の算出
中継方式とサービスの程度
トラフイックより見た局内結線方式
電話交換機回路理論
沿革
接点回路網の理論
継電器回路網の理論
其の他の諸問題
自動交換系の特性
接続安定規準
インパルス伝送
スイッチの動作限界
交換網の動作安全度
自動交換機の測定
自動交換網設計
概説
市内電話回線の需要調整
加入区域と回線網中心点
中継方式の決定
市内電話交換網の伝送設計
自動交換機の保守理論
調査研究
調査研究の概要
自動交換機機素
交換方式及び回路
自動交換方式の統一の諸問題
出中継2次ラインスイッチの廃止
装置の改良
附録
自動交換機を応用した手動交換機
概説
手動交換機および装置
市外ダイヤル装置
制御式市外交換機
私設交換方式
私設交換方式の具備条件
手動式P.B.X交換方式
自動式甲種増設交換機
自動交換応用
電信における応用
遠隔操縦装置
公衆表示装置
信号及表示装置
電気統計器
個別電話装置