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戦後日本の労働争議

サブタイトル1~10
編著者名
藤田 若雄 編者/塩田 庄兵衛 編者
出版者
御茶の水書房
出版年月
1977年(昭和52年)11月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
2,8,706p
ISBN
NDC(分類)
366.66
請求記号
366.66/F67
保管場所
閉架一般
内容注記
戦後労働争議略年表:p661‐691 戦後労働争議文献目録:p693‐701
和書
目次

序章I 一九四五―五〇年の労働争議(塩田庄兵衛)
朝鮮人・中国人労働者のたちあがり
大幅賃上げ
生産管理闘争
国鉄・海員の首切り反対闘争
産別一〇月闘争
東洋時計上尾工場争議
二・一ゼネスト闘争
全逓地域闘争
東宝争議
政令二〇一号反対闘争
一九四九年夏
日立総連合の首切反対闘争
レッド・パージ
*
序章II 一九五一―六〇年の労働争議(藤田若雄)
概観
一九五四―五五年の転換
原因別労働争議
本書にとりあげた争議
争議の性格
*
I 東芝加茂争議(坂田和恒)
東芝加茂争議をとりあげた理由
戦後東芝における企業整備闘争
一九四八、九年の東芝加茂争議
加茂争議に現われた若干の特徴と問題点
争議後の加茂工場と労働者
*
II 東邦亜鉛安中争議(高橋洸)
この争議の性格と背景―序節にかえて―
東邦亜鉛株式会社と安中製錬所
製錬所の労働環境と労働条件―争議の基本的要因について―
労働力構成と労務管理の特徴―争議と組合分裂の理解のために―
製錬所労働組合の性格と争議の発端―争議の主体はどのように形成されたか―
争議の経過と組合の分裂
闘争の特徴と地域社会への影響―とくに家族会と労農提携について―
若干の総括とその後の経緯
*
III 尼鋼争議(西村豁通)
まえがき
尼鋼争議をとりまく諸情勢
争議の発端とその経過
尼鋼争議の特徴と問題点
尼鋼争議その後
*
IV 日鋼室蘭争議(角田豊)
一九五四年の政治情勢
デフレ経済と労働運動の苦闘
争議の概要
争議後の問題点
共闘の意義
*
V 下請企業争議―第二精工舎下請K企業の事例研究―(戸塚秀夫)
分析視角
時計産業におけるK企業の位置
労働争議の生成・展開過程
労働争議の規定要因
労働争議の諸結果
あとがき
*
VI 国鉄新潟争議(塩田庄兵衛)
まえがき
一九五七年春闘
国鉄労組の処分反対闘争
国労新潟地本のおいたち―七月闘争前史
七月権利闘争の経過
新潟闘争の評価―統一行動をめぐる見解の対立
分裂とのたたかい―第二組合問題
*
VII 王子製紙争議(藤田若雄)
王子の労使
争議の経過
世評と王子争議
ユニオン・ショップと第二組合
共闘体制と中山斡旋案
入構後の問題
共闘体制の盲点
*
VIII 北陸鉄道争議(森直弘)
はしがき
北鉄争議の展開過程
争議と組織工作
争議と経営
北鉄争議の教訓
*
IX 三井三池争議(清水慎三)
はじめに
安保と三池
炭鉱の合理化と三池闘争―組合側の理解の仕方を中心に―
三井鉱山の合理化と「特殊三池性」の背景
闘争の経過
三池の第二組合―その一般性と特殊性―
支援態勢の発展と共同闘争の挫折
その後の三池―差別待遇と再統一の展望
三池闘争の残したもの
*
X 病院争議(関谷嵐子)
はじめに
病院における労働関係
病院争議、その前史―精神病院争議と結核療養所の紛争―
一九六〇―六一年における争議の経過と特徴
東京医労連のケース
全日赤のケース
むすび
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終章 戦後日本労働争議論〔討論〕(出席者・石井弥二郎/氏原正治郎/坂田和恒/塩田庄兵衛/清水慎三/白井泰四郎/高橋洸/戸塚秀夫/中林賢二郎/藤田若雄/森直弘)
争議調査の課題と方法
戦後資本主義と労働争議の態様
労働争議の日本的特質
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戦後労働争議略年表
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戦後労働争議文献目録