図書カタリツグ ショウワシ000048378

語りつぐ昭和史 1

サブタイトル1~10
激動の半世紀
編著者名
伊藤 隆 [ほか]著/高橋 亀吉 著者/荒畑 寒村 著者/有竹 修二 著者/武内 文彬 著者/片倉 衷 著者/松本 重治 著者
出版者
朝日新聞社
出版年月
1975年(昭和50年)12月
大きさ(縦×横)cm
19×
ページ
334p
ISBN
NDC(分類)
210.7
請求記号
210.7/Ka83/1
保管場所
閉架一般
内容注記
語りつぐ昭和史(第1巻)関係略年表:p331‐334
和書
目次

昭和史の視点=長期講座の展開に際して=(伊藤隆)
五十年になった昭和 「語りつぐ」ということ 評価の定まらぬ昭和史 環境が大きく変わっている 戦前の内閣 戦争と平和 回想のふたしかさ 革新ということば 講座の予定 多少の予備知識を 質疑応答
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昭和初期の日本経済(高橋亀吉)
昭和初期の世界史的背景 一九三〇年代の世界恐慌と日本経済 世界恐慌とその克服 国際経済体制の破綻と日本 日本経済の国際的重大依存性 昭和初期の日本自身の歴史的背景 昭和金融恐慌の勃発事情 金解禁と深刻な大不況(昭和四~七年) 深刻な不況の実状とその後患
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私の見た昭和初期=無産運動を中心に=(荒畑寒村)
分裂の連鎖反応が特徴 福本イズム隆盛の原因 「労農」派の結成と論争 共産党と労働組合の混合型 普選法による最初の総選挙 東京市議会の板舟権事件 七無産政党合同の挫折 共産系労働組合の破滅 左右両派のテロリズム 無産階級はなぜ軍部に屈伏したか
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政党内閣とその始末=帝人事件も含めて=(有竹修二)
原敬と「満鉄事件」 「珍品五個問題」と「三百万円事件」 三・一五事件と中野正剛 安達内相の協力内閣運動 犬養首相の対中問題処理構想と五・一五事件 西園寺公の苦心 天皇のご指示 欽定憲法下の政治形態 斎藤挙国一致内閣の登場 斎藤内閣打倒の征矢
帝人事件の策謀 明糖事件=帝人事件の前哨戦 極秘の岡田首班工作 二・二六事件の岡田首相救出 参考文献
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満州事変(武内文彬)
満州事変と終始した二ヵ年 満州事変の諸原因 満州事変勃発の背景 関東軍の速戦即決作戦とチチハル撤兵問題 建国巨頭会議から執政就任式まで 日満議定書の調印=「民族協和」から「帝国主義」政策に悪転 国際連盟の脱退
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暗殺とクーデター(片倉衷)
「昭和維新」の激流 計画倒れの三月事件 十月事件と青年将校の離叛 五・一五事件の背景 陸軍中央部幕僚の対策研究 十一月事件の真相 二・二六事件の全貌 おわりに
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日中戦争と和平の動き(松本重治)
はじめに(伊藤隆)
前編(松本重治)
後編(松本重治)
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関係略年表
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装幀(多田進)
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図版(吉沢家久)