戦争を知らない人のための靖国問題
第一部 靖国は日本人にとってどんな存在だったか
靖国参拝是か非かの無意味
靖国で会おうといった時代
気運を盛り上げたマスコミ
第二部 敗戦で立場を失う
靖国神社の位置をきめた占領軍
敗戦三ヵ月目に初の戦没者招魂
あなたは靖国神社を知っているか?
かけがいのない博物館
第三部 日本は加害者か
軽薄な謝罪
アジアに対するご迷惑
マッカーサーでさえ日本擁護を
第四部 東京裁判とA級戦犯
ドキュメンタリー映画「東京裁判」
国会で「東京裁判」の上映を
「私は貝になりたい」の再放送を
第五部 無知がまかり通っている
日本の手で日本人を裁くべきだったという無知
論ずる“資格”のない中国に対する無知
第六部 裁いた側の異色
パール博士とは
二十年目に世に出た「パール判決書」
第七部 裁かれた側の異色
東条英機とは
実務能力
無言の制裁
天皇を戦犯指名から守る
東条見直し論
第八部 戦犯問題、ここがポイント
独立と同時に日本が行なった靖国参拝
サンフランシスコ平和条約第十一条の誤訳
中国にはA級戦犯に関する発言権なしとした平和条約
第九部 日本から戦犯が消えた日
国会で戦犯は犯罪人ではなく愛国者と
戦死、戦傷病死、戦犯刑死を平等に扱った援護法
発売された戦犯の遺書集『世紀の遺書』
第十部 近隣諸国の感情か、内政干渉か
二十年遅れたA級戦犯の合祀
A級戦犯合祀にクレームをつける中国の真意
内政干渉意外のなにものでもない
第十一部 靖国神社はいまのままで存続可能か
靖国神社への注文
未整理な靖国の祭神
「やすくに」の国家護持を
第十二部 靖国問題決着のために
国立追悼施設は不要
どうしても建てないなら硫黄島に
第十三部 論拠のはっきりした政府声明を
「声明書」私案