図書ジジョデン000048160

自叙傳 2

サブタイトル1~10
編著者名
河上 肇 著者
出版者
世界評論社
出版年月
1947年(昭和22年)9月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
7,486p 図版1枚
ISBN
NDC(分類)
289
請求記号
289/Ka94/2
保管場所
閉架一般
内容注記
著者の肖像あり
和書
目次

勞農黨解消後地下に入るまで
『自敍傳』を書き始めた頃の心境
勞農黨解消後京都におくつた手紙
『資本論』の翻譯と『資本論入門』の改作に熱中
佐野學君の手紙
書齋の人となる
西大久保の寓居
勞農黨解消後寓居に出入した人々
共産黨との最初の交渉
勞農黨中央委員會の決議により京都第一區から衆議院議員に立候補
畑田君の思ひ出
人の言葉を信じ易い私
畑田君の出版業と『資本論入門』
共産黨への資金提供に頭を惱ます
實踐運動に乘出した次女芳子
淋しくなつた西大久保の寓居
古井戸の底の樣な靜けさを破るもの
心のふるさとを出るに至つた頃の心境
舊友吉川泰嶽君のこと
最初の隱家、黨籍を得た時の感慨
解黨派の暗躍と櫛田民藏君のこと
隱家を櫛田君の家に移してからそこを出るまで
西川一草亭氏の家
黨の指定した隱家に移るまで
「勞農黨解消後地下に入るまで」への追記
 
儚(はかな)かりし地下時代
忘れがたい百餘日の地下生活
風間丈吉君のこと
スパイ松村との最初の會見
遙々上京して來た老母を見ることの出來なかつた私
隱家で書いた『新テーゼ』の解説、岩田義道君の死
畫家椎名氏の家に移る
椎名氏の『二階の河上博士』(その一)
椎名氏の『二階の河上博士』(その二)
大塚有章の逮捕
特高に臭ぎつけられた隱家
逞しく成長した芳子との邂逅
檢擧
地下生活の終焉
 
未決監の生活―檢擧されてから出獄するまで―
中野署の留置場
『手記』に書いた嘘
戸澤檢事の訊問
豐多摩刑務所に入所後間もなく堰を切つて出た疲勞
病監生活
奇妙な錯覺
保釋への希望
すべてが慌しく落着きのない市ケ谷刑務所
市ケ谷未決監の生活
戸澤檢事の話
『獄中獨語』を書くまで
訂正させられた『獄中獨語』
新聞に發表された『獄中獨語』
『獄中獨語』の内容とそれを書いた時の心境
執行猶豫の望みを持ちつゞけた私
第一回公判
懲役五年の判決言渡し
控訴取下げ
下獄後の生活