戦争の教科書
はじめに
プロローグ
一 戦争はなぜ起きるのか
この世に戦争の種は尽きない
キリスト教とイスラム教に妥協はない
イスラエルとパレスチナの和解は至難の業
イギリスとフランスの対立は根深い
ドイツとフランスは天敵
ヨーロッパ諸国のアジア進出と義和団事件
ロシアは不凍港を目指して南下・東進
日本の大陸進出、鎮西の意味
国威の発揚、拡張競争は歴史の流れ
日清・日露戦争はなぜ起きた
アメリカのアジア進出
大東亜戦争はなぜ起きた
人種差別が起こした戦争
朝鮮戦争はなぜ起きた
専制独裁国家は平和を乱す
戦争は力による政治の継続
宥和政策が引き起こしたヒットラーの戦争
中華思想は「華禍」を生む
「ならず者国家」北朝鮮
わが国周辺の安全保障環境
国際テロの狙い
二 戦争へどう備えるのか
世界平和構築への不断の努力
友好国圏、国際協力体制の確立
日本の外交戦略、アングロサクソンを敵に回すな
平和祈願の限界、盟約は剣なくして何の意味もない
集団安全保障体制の構築、60年の平和は日米安保が守った
適切な自衛力の保持
軍備のバロメーター
戦略情報の優越、情報戦の勝利
国家意識・国防意識の充実
自衛隊50年の防衛整備
新たな脅威への対応
国際テロへの対応
有事法制の整備
三 軍隊の姿
国運を決する使命
規律は軍の命脈
軍律の厳しさ
「正々堂々と戦う」軍隊の信義
軍隊には国際間の約束がある
軍の力は組織力
司令塔の指揮機能
指揮統率
統率の実践、信頼感と充実感
軍隊の活用-MOOTW(戦争以外の軍事作戦)-
多岐にわたる自衛隊の活動
実践至上主義
四 日本の常識は世界の非常識
憲法に国防の定めがない
国連を過信するな
行使できない集団的自衛権
不明瞭な核戦略
専守防衛で国は守れない
戦略的対処の不備
おわりに