恩愛

はしがき
　
一 「しれい」
三つ子の魂
母を心配させた出来事
末っ子の特権と性格
　
二 司令長官
ピッカピカの一年生
司令長官の出番
罪と罰
　
三 第二次世界大戦勃発と疎開
戦争の影
疎開先の日々
体いっぱいの手伝い
戦禍の中で
消えた釣り舟
八月十五日・敗戦の日
　
四 混迷の中の選択
食糧欠乏に泣く
初めての異邦人
中学進学
憧れの学び舎
船通学の珍事
　
五 新しい息吹
海を渡った家
昨日の敵は、今日の友
学制の変革、アルバイト
就職の決心
初任給、金四千二百円也
向学の志、抑え難く
スクーリングのあれこれ
　
六 社会人として
妻との出会い、結婚観
赤子の親孝行
初めての転勤
母、そして父との別れ
息子たちとの関わり
　
七 職場(商工中金)
支店勤務
本店へ
とんだ勘違い
　
八 憂心と希望
　
あとがき